Knobula Poly Cinematic
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: 40mm
Current: 70mA@+12V, 70mA@-12V
TRS MIDI: Type-A
Manual PDF(English)
Quick Start Guide
TRS-5ピンMIDI変換ケーブル付属
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: 40mm
Current: 70mA@+12V, 70mA@-12V
TRS MIDI: Type-A
Manual PDF(English)
Quick Start Guide
TRS-5ピンMIDI変換ケーブル付属
Poly Cinematicは、完全な8ボイスのポリフォニーを特徴とする強力なシンセサイザーモジュールです。使いやすさを重視して設計されており、豊かなパッドサウンドやリバーブに浸ったカリカリのスタブサウンドを簡単に得るための必要最小限のコントロールを提供します。これにより、何千ものプリセットをスクロールしたり、50のパラメーターをパッチする必要がなくなります。ピッチ、ゲート、フィルター、コード選択のCV入力を持ち、また広範なMIDI CCパラメーターによるモジュレーションを受けることも可能です。コードメモリ機能はEurorackでのポリフォニーの制限を回避する手助けとなり、MIDI TRS入力を使えば完全なポリフォニックシンセとして演奏できます。
主な特徴は以下の通りです:
これらの特徴により非常に多様なサウンドと表現が可能になります。
Poly Cinematicの発音にはMIDI入力からMIDIノートを送るか、Trigger入力にゲートを送ります。完全な8音ポリフォニックで演奏する場合はMIDIを使用します。ゲートで発音させた場合、コードメモリ機能(後述)で記憶された直近のコードが鳴らされます。
パネルは上からエンベロープ、フィルター、オシレーター、エフェクトとセクションに別れており、コンパクトながら多くのコントロールがノブによって可能です。オシレーターでは2つのスイッチでオシレータータイプとモードを切り替え、多彩な音色にアクセス可能です。フィルターは拡張モードを含めると6つのフィルタータイプにアクセスでき、エンベロープセクションではディケイ/サステインが一つのノブにまとめられる工夫がされています。
Shiftボタンを押しながらの操作により、様々な2次機能にアクセス可能です。
コードメモリはPoly Cinematicの最も強力な機能であり、MidiとCV/Gateの間の欠けていたリンクを繋ぎます。工場出荷時の設定でPoly Cinematicのトリガーボタンを押すか、ゲート信号を送ると単一の音符が鳴り、ボタンを離すかゲート信号がオフになるまで音が続きます。
Midi経由で接続して演奏すると、コードメモリは最後に演奏した音符/コードを記憶し続け、ゲート/トリガーが押されていない限りその音符をボタンに割り当てます。
CVのみで1V/Oct入力に接続すると、CVシーケンサーやキーボードを使用してコードや単一音符、または8音のオクターブスタックを演奏できます。これにより、Poly Cinematicを通常のモノフォニックオシレーターモジュールとして考えることができますが、Midiでアドレス指定可能なコードが付いています。CVをコード選択入力に接続すると、異なるメモリスロットにコードを録音することができ、スロットは合計で8つあります。プログラムしたコードメモリが気に入っていて、電源オフ後も使用したい場合にはShiftとトリガーを押し続けることでメモリに保存できます。
ユニットを元の工場出荷時の設定に戻すには、電源を入れながらシフトキーを1秒間押し続けます。トリガーボタンが2回点滅し、コードメモリは工場出荷時のコード/ノートにリセットされ、ファインチューンはコンサートピッチにリセットされ、MIDIチャンネルはオムニ(全チャンネル)に設定されます。すべてのMIDI CCパラメータはデフォルト値に戻ります。
MIDI CCでアクセスできるパラメータは次の通りです。
ボリューム (Volume)
Poly Cinematicのボリューム出力は、他の多くのユーロラックオシレーターに比べて大きく変動する可能性があります。デフォルトでは、最大ボリュームの78%に設定されていますが、これは調整して好みに応じて保存することができます。高い設定では、多数のボイスや極端なレゾナントフィルター設定でオーバードライブされたサウンドを生成することがあります。ボリュームをブーストするには、Shiftを押しながらアタックコントロールを回します。
Coarse/Fineチューニングの切り替え (Flip Coarse/Fine Tune)
一部のユーザーは、デフォルトのチューニング動作として細かいチューニングを好み、Shiftを押すことで粗いチューニングにアクセスできるようにすることを希望します。
ピッチベンド範囲 (Pitch Bend Range)
ピッチベンドコントローラーを使用してピッチが上下に変化する量を調整します。
V/Oct範囲 (V/Oct Range)
上級ユーザー/サービス用。V/Oct入力の電圧とオシレーターのピッチとの関係を調整します。
V/Octオフセット(V/Oct Offset)
上級ユーザー/サービス用。V/Oct範囲が始まるときの初期ピッチを調整します。
ccDisable
Midi CC制御を無効にします。デバイス間でのMidi 1対1の使用を推奨しますが、ネットワーク内の他のデバイスからのMidi CCがモジュールに干渉するなどの際に使用します。
注意:これを設定すると、すぐにデフォルトとして保存され、ファクトリーリセットのみでMidi CC制御の復元が可能です