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MUSICAL FEATURES

Joranalogue Step 8は、独自のアナログ回路を通じてシーケンサー/シーケンシャル・スイッチ/カウンター/アナログ・シフト・レジスタ等のクリエイティブな機能を提供する新しいモジュラー形成ブロックです。

Step 8が採用する先進的な回路技術は、アナログのスイッチング/メモリー・モジュールにありがちな問題を回避し、ノイズ、歪み、および電圧ドループの少ない、広帯域で高精度な、クリーンな信号経路を実現します。

  • アナログ1:8電圧トラッキング/高速サンプリングレジスタ
  • ピッチCVを含むあらゆる信号を正確に処理できる精密な回路
  • サイクリングまたはシフティング、2つのシーケンシャル・コントロール・モード
  • ソロ機能を備える8つの高性能「低ドロップ」ホールド回路
  • ステップ、ポーズ、リセット、リバースの各入力とステップボタンを備える統合型シーケンシャルカウンター
  • 追加モジュールとのテンポ同期を容易にするステップ・トリガー出力
  • レジスタを直接アドレス指定するステージCV入力
  • LED付きのスライダーを備える、インピーダンス保証されたステージ毎のアナログ出力
  • シーケンサー、アドレスド・ボルテージ・ソース、ウェーブシェイパーのためのスキャン出力
  • LED付きの個別ステージ・ゲート出力

HOW TO USE

スイッチによるモード選択

Step8の動作は、上部のスイッチの組み合わせによって変わります。

Cycle Mode: このモードでは、入力された電圧が、現在アクティブなステージのスライダーに応じてアッテネートされ、対応するAnalogue Outジャックから出力されます。入力にパッチをしないと5Vが内部結線されるので、CVシーケンサーのようにスライダーに応じた階段状の電圧がScanジャックから出力されます。Solo/AllスイッチがAllの場合、ステージごとのAnalogue Out出力からは非アクティブになった瞬間の電圧がそのまま保持されます。Soloの場合は通常のシーケンシャルスイッチのように非アクティブなAnalogue Outは0Vになります。Track/SMPスイッチは入力電圧のホールドの有無を設定します。Trackの場合には、入力されている電圧がそのまま対応する出力から出力されます。SMPの場合には、あるステージがアクティブになった瞬間に入力された電圧がホールドされ、次のステージに移動するまで同じ電圧を保ちます。

Shift Mode: このモードでは、入力電圧がまずステージ1から出力され、Step Triggerを受けるたびにステージ2→3→4と移っていくアナログシフトレジスターとして動作します。

その他のコントロール

8つのステージにはそれぞれ独立ゲート出力もそなえ、各ステージの状態はスライダー上のLEDでリアルタイムで確認できます。スイッチは内蔵の8ステップ・カウンターで順次制御することも、アナログCVで直接アドレス指定することも可能です。

加えて、カウンターの一時停止、リセット、進行方向の変更も可能で、Scan出力を利用する事で本機をシーケンサーやアドレス型電圧ソースとして簡単かつ直感的に使用できる他、ボルテージ・マッパー/クロック・ディバイダー/グラフィック・ウェーブシェイパー/マルチ出力のアナログ・ダウンサンプラー等、パッチ次第で様々なアプリケーションに応用できます。

Interface

 
マウスオーバーで各部の説明が表示されます 

PATCH IDEAS

Toggling Signal Mutter/Attenuator

Step 8のシーケンシャル特性を利用して、信号のon/offを切り替える事ができます。始めにモジュールをトラッキングモードに設定します。次に奇数ステージのスライダーを完全にオンに、偶数スライダーを完全にオフにセットします。任意の信号をInputにパッチし、Scan出力を利用します。Step入力へのトリガー信号、またはマニュアルボタンが押されることで、信号が交互に切り替わります。スライダー値の設定を変更することで、on/offに代わりアッテネーションを実行できます。

Clock Divider

このパッチ例は上記の信号トグリングと似ていますが、信号の入力は必要ありません。この場合、Scan出力はステップ毎に0Vと5Vを交互に切り替えます。言い換えると、ステップ周波数が2つに分割されます。4分割するには、スライダーのon/offを4つの同一ペアに設定します。左半分をonに、右半分をoffにセットすることで8つに分割することも可能です。クロック信号、オーディオレート信号のどちらでも使用可能です。

Rotating Shift Resister

セルフパッチにより、最終ステージを消滅させることなく、ASRを永続的に実行します。モジュールをサンプリングモードに設定し、最終アナログ出力(8番目)をInputにパッチします。これにより各ステップで最初のステージが最後のステージをサンプリング、アナログデータを無限にループさせます。

Programmable Voltage Bank

このパッチ例でもInputジャックは使用しません。全てのスライダーを任意の異なる位置に設定し、可変型のCVをStage入力にパッチします。このCVがプログラムされた8つの0V〜5Vレベルのいずれかを選択、結果をScan出力から獲得できます。Solo/Allスイッチを使うことで、個々のアナログ出力から常に電圧が得られるようにするか、あるいは特定のステージが選択されたときにのみ電圧が得られるようにするかを選択できます。完全に構成可能な8レベルのクォンタイザー、またはボルテージ・マッパーとして解釈できるパッチです。


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