Hexinverter Mindphaser
Format: Eurorack
Width: 30HP
Depth:24mm
Current:188mA@ +12V, 107mA @ -12V
Format: Eurorack
Width: 30HP
Depth:24mm
Current:188mA@ +12V, 107mA @ -12V
Mindphaserは、次世代のコンプレックスオシレーターです。そのデュアルオシレーターアーキテクチャは、コンプレックスオシレーターの原則に基づきつつもそれを発展させたモダンな回路を搭載し、独自の工夫が施されています。
Mindphaserは、コンプレックスオシレーターの基本構造を踏襲し、キャリアとモジュレーターと呼ばれるデュアルVCOコアを通じて音を生成、またモジュレーションバス(ModBus)によってオシレーター間でモジュレーションを行うことが可能です。そして別に追加されているユニークなスルーゼロ位相変調(TZ-PM)バスを通じた内部モジュレーションを簡単に行うことが可能です。さらに、最終的な出力に達する前に、Waveshaperに含まれる一連のツールによって音が形作られます。
Mindphaserなどのコンプレックスオシレーターではモジュレーターとキャリアという2つのオシレーターが搭載され、独立に2つを使うのに加え、モジュレーターによりキャリアオシレーターの様々なパラメーターを簡単にモジュレーションできるのが特徴です。
MindphaserではまずModbusセクションでモジュレーションに使う信号を決定し、その全体的な信号の大きさ(インデックス)も設定します。インデックスはCVコントロール可能です。モジュレーションに使う信号は通常モジュレーターからの波形をスイッチで切り替えて使用しますが、Sourceジャックにパッチするとその信号が使われるように上書きされます。キャリアオシレーターのパラメータの中で三角の印のついたCV入力は、全てModbusからのモジュレーション信号が内部結線されており、アッテネータを上げるだけでそのパラメータに対しModbusからのモジュレーションがかかります。パッチングなしで様々なパラメータを同時にモジュレーションできる為、多様なサウンドを生成可能です。
さらにMindphaserではMod Busとは別に位相モジュレーション用バスも搭載されています。これはキャリアの位相パラメータのモジュレーションのみに使われ、モジュレーションソースの選択やインデックスについてはMod Busと同じ仕組みが採用されています。