Instruo Saich [USED:W0]
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth:27mm
Current:110mA@+12V, 90mA@-12V
Manual pdf(English)
Quickstart Guide pdf(English)
【こちらは中古商品になります】
保証: なし(受取り1週間以内の初期不良のみ対応)
付属品: 電源ケーブル、M3ネジ、元箱
備考: パネル下部金プリント部分汚れ
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Depth:27mm
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付属品: 電源ケーブル、M3ネジ、元箱
備考: パネル下部金プリント部分汚れ
Instruo Saichは、Super-Saw機能と内蔵のスマートVCAミキシングを備えるクァッド・オシレーターです。Saïchの核となる4基のフル・アナログのノコギリ波は、音楽的間隔を持つオフセット(Intervallic Offsetと呼びます)の設定、個別および包括的なデチューン設定、トランスフォームおよびトランスポーズが可能で、これらをクリエイティヴな方法で組み合わせて使用する事ができます。特に同社のクォンタイザー、harmonàigとの組み合わせることで調和的な構造のコード・ヴォイシングを簡単に作成できます。また、Saïchはシンプルなダイアトニック・モードを搭載しており、1V/OctのCVソースを1つ入力するだけで、イオニアン(メジャー)/エオリアン(マイナー)上のダイアトニックコードを作成可能です。
昨今のユーロラック用電源やモジュール・オプション、+/- 12Vのパワーレール・バランスの多様化により、Intervallic Offset機能付きの4基の完全アナログのオシレーター・コアを実装するSaïchは、モジュールが新しい動作環境に慣れ、正常に動くための設定を必要とします。この設定は、Saïchをマウントするケースを変更する度に実行することをお勧めします。
始めに、Saïchをお手持ちのシステムへのインストールし、システムが安定するまで10〜15分ほど待ちます。システムが温まったら、以下の手順に従ってチューニングを実行します。このチューニングにより、全デチューン・コントロールの中心周波数の設定、およびIntervallic Offsetのオクターブ・レファレンスを設定します。一連のチューニングはC5をレファレンスに耳での確認作業でも完結できますが、デジタル・チューナーを利用すると便利です。
Mix Profiles Scanパラメータは、Saïchの特徴的なオートメーション型のオーディオ・ミキサーに影響するマクロ・コントロールで、デジタル制御のアナログVCAを利用して4基のオシレーター・ヴォイス間の振幅のミックスをコントロールします。出力されるVoiceの組み合わせ方を決定するMix Profileは以下の7種類で、Mix Profileボタンで選択します。
CTRLボタンが白色に照光している時、フェーダーはVoice 2, 3, 4のIntervallic Offsetを設定します。フェーダーを左一杯の位置にセットすると、全4ボイスがユニゾンに設定されます。フェーダーを右へと動かすと、各ボイス間のインターバルを保ちながらユニゾン、オクターブ、完全4度、完全5度の組み合わせを導入します。この時、Intervallic Offsetの変更のタイミングでフェーダーのLEDが瞬間的に消えて変更を知らせます。Intervallic Offsetのバリエーションは3つのグループに分類されています。
下の表は、フェーダーを左から右へと動かす事で、各ボイスがどのように変化するかを示しています。
CTRLボタンが琥珀色に照光状態でIntervallic Offsetが設定済みの時、フェーダーを左から右へ動かす事で、各ボイスをユニゾンから大きく分散したポジションまで、全体のデチューンをコントロールします。Global Detuneは、Intervallic Offsetを適用するために0より高い値に設定する必要がある事を理解しておく必要があります。
同様にGlobal Detuneに効果を持たせるために、Intervallic Offsetもユニゾン以外のいずれかに設定する必要があります。例えば、Intervallic Offsetがユニゾンに設定されている時、Global Detuneによるヴォイシングの拡散は起こりません。
Diatonic Modeは、Saïchの持つ「隠し機能」のようなモードです。Diatonic Modeがアクティヴの時、モジュールは各ボイスのIntervallic Offsetをハーモニック7thコードを生成するように自動でチューニングします。この能力は、 harmonàigを完全クロマティックのイオニアン、またはアイオリアンモードに設定した時に似ています。
Diatonic Modeを有効にするには、CTRLボタンが白色点灯でIntervallic Offsetパラメータがフェーダーにアサインされている時にCTRLボタンを押したままMix Profileボタンを押します。CTRLボタンが白色と琥珀色のイルミネーションに変わり、Diatonic Modeがアクティヴである事を示します。
Diatonic Mode中は: