Make Noise MultiMod

MUSICAL FEATURES

モジュラーシンセサイザーでは、独立した多くのCVの複雑なネットワークをパッチングすることで、非常に強力なサウンドデザインが可能になりますが、設定が煩雑であり、意味のある方法で制御するのが難しくなる可能性もあります。

MultiModはCVに対して新しいアプローチを提供します。それは、1つのコントロール信号を8回コピーするというもので、一見シンプルなマルチ（信号分岐）と似ていますが、それぞれのコピーの相対的な位相と速度を加重調整することができます。その結果、元の信号に関連しつつも、各出力で異なるモジュレーションが得られます。

Phase は、信号コピーの時間的な間隔をチャンネルごとに設定し、各チャンネルが元の信号および他のチャンネルと比較して徐々に位相がずれていくように調整します。Spread は、コピーされた信号の速度を異なる割合で変化させ、それぞれが元の信号よりも徐々に速くまたは遅くなるようにします。Time は入力でキャプチャされる時間範囲を決定し、Phase と Spread を操作した際のにコピーされた入力信号にかかるモジュレーションの深さを決定します。MultiMod には Tempo, Hold, Reset 機能も備わっており、入力信号を時間的に再配置するためにRead Shapes を備えます。

入力がパッチされていない場合、MultiMod はLFOを生成し、それを8回コピーして同じ方法で操作します。

MultiMod は最新の DSP ハードウェアを採用し、8つの高解像度出力を備えています。信号の入力および出力範囲は、アナログユーロラックモジュラーシステムの上限に近い仕様です。すべての I/O は ±10V の範囲（20V ピーク・トゥ・ピーク）に対応しており、一般的なデジタルモジュールの 0-5V CV 入力範囲を大きく超えています。

機能

• さまざまな速度変化と位相変調を施したモジュレーション信号のコピーを生成
• 3つの完全にモジュレート可能なパラメータで 8 つの CV を劇的に制御
• コピーされた信号を異なる方法で読み込むための複数のユニークな Read Shapes
• Tempo/Reset 入力と Clock 出力による時間的なシステム統合
• キャプチャされた信号をループする Hold 機能
• 20V ピーク・トゥ・ピークの超広範囲 I/O により、ユーロラックシステムのアナログ最大値に近い動作を実現
• フルカラーディスプレイと最大限の視認性を提供する LED インジケータ
• 量子化ピッチ CV などの重要な制御信号を正確に通過できるようキャリブレーション済み
• LFO モード：入力に何もパッチされていない場合、内部で LFO 信号を生成

詳細説明近日追記予定