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※こちらの商品はプリント基板を使用したパネルの特質上、スレや傷がある場合がございます。ご了承の上お買い求めください。

MUSICAL FEATURES

日本語マニュアルあります。

テープ操作的な手法を駆使したマイクロサウンドモジュールの進化形です。鋏を入れたテープをオーガナイズしなおしたり、Vari-Speedによって再生スピードや方向に変化を与えたり、Gene-Sizeでサウンドのグラニュラープロセスを行ったりすることで音を再合成します。MorphによりGeneを重ねたりすることも可能です。エンベロープフォロアー出力やEOSG出力されるトリガーを使用して、周囲のモジュールと相互作用させることも可能です。
 
  • サウンドマニュピレーションに関するパラメータは全て電圧コントロール可能
  • 入出力はステレオで、入力には自動レベル調整もつきます
  • レコーディング用の仮想テープリールは2.9分(ファームウェアMG137以上)まで録音可能
  • リールごとに299個までスプライスマーカーを入れることが可能です
  • 複数のリールを保存するためのSDカードスロット
  • 音をレイヤーするサウンドオンサウンド手法が使えます
  • 再生と録音は別々のマシンのように独立して行うことが可能です
  • Vari-Speedは12半音上昇から26半音下降まで、3オクターブ以上に渡り可能です
  • 24ビットコーデック、48kHz/32ビットwavファイルを作ります
  • SDカードを使用してリールの内容をコンピュータ等にバックアップ可能
  • 空のSDカード付属

HOW TO USE

Interface

 
マウスオーバーで各部の説明が表示されます

リールとスプライス

Morphageneでは、サンプル音はリールと呼ばれる仮想的なテープ上の音として再生されます。 リールには、スプライスというテープ状の領域を作ることができ、スプライスの区切りとなるスプライスマーカーは、 再生時にSpliceボタンを押したり、トリガーを入力したり、ソフトウェア上(Reaper)で作ることができます。 ループ範囲やワンショット再生の始まりと終わりはスプライスで決まります。 Organizeコントロール、またはShiftボタンやトリガー入力によってスプライスを移動することができます。ループしている時スプライスを変更すると、スプライスの最後まで再生してから新しく選択したスプライス再生に移ります。リールの時間は最大2.9分(ファームウェアMG137以上)で、スプライスマーカーは299個まで入れられます。

microSDカードがマウントされていないとき、Morphageneには1つのリールのみ作り出すことができ、録音はそのリールに行われます。また microSDカードを使用することで、複数のwavファイルから選択して新しくリールをロード可能です。
 

録音

Morphageneへの入力音を録音するには、Inputsジャックに入力をパッチし、RECボタンを押すことで行います。次にRECボタンを押すと録音をやめます。 この録音方法では選択されているスプライス上に録音され、他のスプライスには上書きされません。録音にVari-Speedなどの設定は影響しません。 既存のスプライスに音を録音していくとき、SOSコントロールによって、スプライス上既存のオーディオと重ねて録音していくことができます。 SOSが左いっぱいの時は新しい入力音のみが、右いっぱいの時は現在の再生音のみが新しくスプライス上に録音されます。 Morphageneではこのように多重に録音していくことで、様々な音像をコラージュしたりすることができます。

新しいスプライスに録音するときはRECボタンを押しながらSPLICEボタンを押してください。この時例えばSPLICEを右いっぱいに回し、 Organize等で再生スプライスを変えたり再生パラメータをいじりながら録音していくと、それらの操作を反映しして録音された新しいスプライスを作ることができます。
 

microSDカードでのリールの記録と呼び出し

Morphageneでは、Fat32フォーマットのmicroSDカード内のwavファイルをリールとして呼び出し使用することができます。Morphageneで使用したいオーディオを32ビット、48kHzのステレオwavファイルとして用意し、microSDカードのルート(トップ)フォルダに mg1.wav, mg2.wav, mg3.wav, ...mg9.wav, mga.wav, mgb.wav, …mgw.wav.という名前で置いてください(リールは32個まで)。
microSDカードを挿入し、マウントします。Shiftボタンが点灯していない場合microSDカードはマウントされていないので、Shiftボタンを押してマウントしてください。次にSPLICEボタンを押しながらRECボタンを押してリールモードに入ります。リールモードでは、Organizeノブを利用してmicroSDカード中に用意したwavファイルをリールとして選択できます。選択しているwavファイルごとにウィンドウの色が変わり、最後に白色になりますが、この時空のリールをロードし、新しいリールに録音できます。リールモード中はREC, Splice, Shift, Organize等のCVコントロールが効かないようにしてください。 再度SPLICEボタンを押しながらRECボタンを押すとリールモードを抜け出します。

ロードしたリールに新しく施した録音やスプライスの編集は即microSDカード中のファイルに反映され、書き換えられます。ファイル自体に変更を加えたくない場合は、新しくリールが呼び出された後すぐにmicroSDカードを(ビジーになっていない状態で)抜いてください。
 

各コントロールによるサンプルの加工

Spliceによるリールのカットに加え、Morphageneではリールの編集や再生のモジュレーションの為のコントロールがいくつも搭載されています。ほぼ全てのパラメータがノブやボタン以外にCVやゲートなどの電圧でのコントロールに対応し、それらを駆使することで音の断片(マイクロサウンド)を用いた多岐にわたるシンセシスが可能になっています。

Vari Speedは仮想のテープの再生スピードコントロールです。右に回すほど速度が速く、音が高くなります。ノブが左側にある時再生は逆方向になり、左に回すほど音が高くなります。周囲のLEDが緑色になった時、サンプルの本来の速度になり、オリジナルのピッチになります。1オクターブ上のときBaby-Blue、1オクターブ下の時ピンクになります。

Gene Sizeは、リール上で再生されるオーディオの長さです。一番左で現在のスプライス上のオーディオを全て再生し、右に回していくとどんどんと細切れ(Gene)になっていきます。Gene-Sizeはサンプル数単位ではなく時間単位でコントロールされる為、Vari-Speedを変化させても一つのGeneの再生時間は変わりません。

Gene Sizeコントロールによってサンプルを細かくした時に、再生するサンプルを指定するためのコントロールがSlideです。一番左のとき、現在のスプライス上最初のGeneを再生し、右に回すに連れて後ろの方のGeneが再生されます。Geneに対するSlideコントロールがスプライスに対するOrganizeコントロールと違うのは、Slideは変化があると再生位置を即時に変えるのに対し、Organizeの場合はスプライス再生の最後まで到達した時点で再生スプライスの変更が行われる点です

Slideのモジュレーションは、新しく音を組み替えるのに非常に効果的です。LFOのような連続的な電圧でのモジュレーションでは再生位置も連続的に変わり、シーケンサーなどのステップ上のCVによるモジュレーションでは不連続に再生位置が変化します。

Morphでは、再生するGeneの発音タイミングやオーバーラップを決定します。一番左の位置のときはGene一つ一つがわずかな時間間隔を置いて発音されます。だいたい8:30の位置でGeneは重なりも間隔もなく再生され、それを越えると複数のGeneが少しずつオーバーラップして発音されるようになり、右に回していくにつれオーバーラップの程度が上がっていきます。更に右に回していくとピッチ効果やステレオ効果も生まれ、より複雑なテクスチャーを生み出すことができます。


CLOCK入力は、いくつかのパラメータをコントロールする為の助けになります。Morphが12時より左、Geneのサイズがスプライス全体より小さい時、クロックを受けるたびに再生するGeneを一つ先に進めます。Geneを一つずつ進めている時にVari-SpeedやGene Sizeをモジュレーションするのも効果的です。また録音のタイミングもクロックのタイミングにクォンタイズされます。

CV Outは、Morphageneから出力されるオーディオの大きさをCVにして出力します(エンベロープフォロアー)。SlideなどMorphagene自身のパラメータをモジュレーションするのにも使えるでしょう。Morphを上げていくと音量の変化が滑らかになる為、CV Outの変化も穏やかになります。
 

Vari-Speed Activity Windowとタイムストレッチ

Vari-Speedノブの周りのLEDウィンドウの色で、Vari-Speed及びMorphコントロールの状態を示します。Vari-Speedノブが12時より右側の時(左側の場合は逆)右側のウィンドウは再生ピッチとオリジナルのピッチの関係を示し、緑色になった時、サンプルの本来の速度になり、オリジナルのピッチになります。1オクターブ上のときBaby-Blue、1オクターブ下の時ピンクになります。

Vari-Speedの状態を表すウィンドウとは逆側のウィンドウでは、Morphコントロールの状態を示します。Clockに入力がパッチされていないときはMorphによるGeneのオーバーラップの様子を示し、重なるGeneが1つ増えるMorphの位置で赤からオレンジになります。

Clockにパッチされている時は、Morphの位置でクロックの役割が変わります。Morph左いっぱいからしばらくはウィンドウは赤系で表示され、通常のGeneのシフトとしてクロックが使われます。それ以上に回していくと、タイムストレッチモードになり、ウィンドウは青系の色になります。Gene-Sizeノブを右側に回し、クロックを入力してVari-Speedを変化させると、再生のスピードは変化せずにピッチが変化します。スピードはクロックでコントロールします。


Morphノブによるオーバーラップの様子と対応するアクティビティウィンドウの色。左がClockにパッチしていない場合で、右がClockにパッチしている場合。この場合にはある程度Morphを回すとクロックがGeneのシフトではなく、タイムストレッチに使用されます。
 

各種ボタン操作

スプライスやオーディオの削除も含む、ボタン操作の一覧です。
  • RECボタン押す: 現在のスプライスに録音する
  • RECボタン押しながらSPLICEボタン押す: 新しくスプライスを作りそこに録音する
  • RECボタン押しながらShift長押し: 入力レベルの自動調整
  • SPLICEボタン押す: 現在の再生箇所にスプライスマーカーを打つ
  • SPLICEボタン押しながらRECボタン押す: リールモードに入る/出る
  • Shiftボタンを押す: SDカードのマウント、スプライスを一つ先に進める
  • Shift押しながらRECボタン押す: リールモード中では選択しているリールを削除。通常モード中では現在再生しているスプライスを消す(スプライスマーカーだけではなく、現在のスプライス中のオーディオを削除し、前後を結合します)
  • Shift押しながらREC長押し: 全てのスプライスを消す(スプライスマーカーだけではなく、スプライスそのものを削除します)
  • Shift押しながらSplice押す: 再生中のスプライスのスプライスマーカーを削除し、スプライス同士を結合する
  • Shift押しながらSplice長押しする: リール中全てのスプライスマーカーを削除し、全体で一つのスプライスに戻す

FIRMWARE UPDATE

ファームウェアは次の方法でアップデートしてください。
  • 再生デバイスにファームウェアファイルをダウンロードし、再生の準備をします。Morphageneの電源は切っておきます
  • 再生デバイスからファームウェア以外の音(通知音等)が出ないようにしてください
  • MorphageneからmicroSDカードを抜いてください
  • 再生デバイスの音量を80%程度にし、デバイスの出力をMorphageneのLeft Inputにパッチします。再生音をモニターしたい場合はLeft Outputの音を聞いてください。
  • MorphageneのRECボタンを押しながら電源を入れます
  • 電源を入れるとSPLICEアクティビティウィンドウのみ緑色になっているのを確認し、RECボタンを離してください。
  • ファームウェアファイルの再生を開始します
  • Morphageneのアクティビティウィンドウがパターン状に点滅し、データを受け取っていることを示します。モニタリングしていると、音程が上昇していく音が聞こえます
  • アップデートが終わると、Morphageneの全てのライトが光り、音が止まります
  • Morphageneの電源を切り、今度はSPLICEボタンを押しながら電源を入れてください。SPLICEウィンドウのみ光りながら起動したのを確認し、SPLICEボタンを離します。
  • Vari-Speedコントロールノブを左端から右端まで、全レンジに渡って回してください。 その後SPLICEボタンをもう一度押し、電源を切ってから入れなおしてください
  • 起動時に、ReelとSpliceのアクティビティウィンドウが、それぞれ緑、フクシア(ピンク)色になっていればMorphageneのファームウェアは最新のmg137にアップデートされています

DEMO

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