![Intellijel Designs Rainmaker [USED:W0]](http://clockfacemodular.com/cdn/shop/files/SDIM7245_700x700.jpg?v=1741422559)
Intellijel Designs Rainmaker [USED:W0]
Format: Eurorack
Width: 36HP
Depth: 44mm
Current: 270mA@+12V, 24mA@-12V
Intellijelの最新のマニュアルやファームウェアについてはメーカーのサポートページも参照してください。
【こちらは中古商品になります】
保証: なし(受取り1週間以内の初期不良のみ対応)
付属品: 電源ケーブル、M3ネジ、元箱
備考:
Format: Eurorack
Width: 36HP
Depth: 44mm
Current: 270mA@+12V, 24mA@-12V
Intellijelの最新のマニュアルやファームウェアについてはメーカーのサポートページも参照してください。
【こちらは中古商品になります】
保証: なし(受取り1週間以内の初期不良のみ対応)
付属品: 電源ケーブル、M3ネジ、元箱
備考:
Rainmakerは、16タップのリズミカルなステレオディレイとステレオコムレゾネーターの2つのセクションを搭載した高音質なエフェクトモジュールです。どちらのセクションも入力音を遅らせて出力する、”タップ"を重ねて作るエフェクトとなっていますが、コムレゾネーターの方は主にオーディオレートやそれに準じた非常に短い時間のディレイを重ねることによって得られる効果を狙ったセクションになります。96kHz、24ビットのデジタルシグナルに変換され、内部では32ビットで処理されます。128のプリセットストレージを持ち、全てのパラメータまたは一部をランダムに設定可能です。
※ステレオコムレゾネイターとは?
遅延タップを通したシグナルを入力シグナルと合算すると、入力シグナルの周波数に応じて増強したり打ち消しあったりするため、くし形のフィルター周波数特性を得ることができます。ステレオコムレゾネイターは、このような遅延タップを最大64個重ねることで、非常に深い、レゾナンスの効いたコムフィルタリング効果を生み出します。コムレゾネイターも遅延時間を長くしていけばそのままエコー効果になります。遅延時間が短くフィードバックが強い時にはKarplus-Strong型シンセシスと呼ばれる音源となります。
Rainmakerは、ボタン、OLEDディスプレイ、LED、通常のノブ、ロータリーエンコーダー、ジャックといった要素で構成されます。多くのボタンがディスプレイに表示、エディットされるパラメータの選択に用いられます。またFX ON、MUTE、EDIT/TAP#といったボタンはRainmakerのモードや状態を変えるためのボタンになります。更にタップテンポ、CLEAR、TRIGGERといった特別な機能を持ったボタンもあります。大きなノブは全部で8つあり、重要なパラメータをダイレクトにコントロールできます。小さい黒いノブは対応するジャックへのCV入力に対するアッテネータです。
パラメータの設定は、設定したいパラメータをボタンで選択し、ロータリーエンコーダーの回転とプッシュで変更や決定を行います。
Rainmakerでは上の2つのセクションのパラメータを電圧コントロール可能にしました。ディレイセクションではフィードバック量、全タップのピッチシフト、フィードバック経路のフィルタリング(Tone)が電圧コントロール可能です。 コムレゾネーターセクションではくしのサイズ(遅延時間)、フィードバック量が電圧コントロール可能です。更にMOD A/Bの2つのアサイン可能なモジュレーション入力もあり、プリセットごとに異なるモジュレーション先をアサイン可能です。トリガー入力は様々な用途に設定可能で、レゾネーターのシグナル入力として使える内蔵ノイズバーストのトリガーやディレイ入力のフリーズ、ディレイのリバース、パラメータのランダマイズ、タップのミュートetcなどから選択できます。
Rainmakerの開発者でもあるCylonixのデモです。
当店のディレイセクションパラメータの設定を紹介したデモです。
リズミックディレイのパラメータ設定
リズミックディレイのパラメータは、モジュール左上の青いボタンや白いボタン、およびロータリーエンコーダーで設定できます。 青ボタンや白ボタンの働きは、エディットモードかタップナンバーモードかで変わります。この2つのモードは、左上のEDIT/TAP#ボタンを押すことで切り替え可能です。たくさんのパラメータがありますが、タップ毎に設定できるものと全タップで共通の設定があります。
ステレオリズミックディレイのパラメータと設定方法は次の通りです。
タップごとに設定可能なパラメータ
全タップで共通のパラメータ:ディレイ時間&グルーヴ
全タップで共通のパラメータ:フィードバック
全タップで共通のその他のパラメータや設定
コムレゾネーターのパラメータは、黒いボタンで選択し、ロータリーエンコーダーを回すことで設定できます。
右上の赤い4つのボタンでは各種設定、メーター表示の設定、設定のプリセットへのセーブやロードができます。"ROUTING CONFIG"ボタンは押す回数により設定項目が異なり、ディレイとコムレゾネーターのルーティング設定に加えてトリガーイベントの設定やステレオ設定などもできます。