CGMを構築する最初のステップは、チャンネルをグループに接続することです。接続には10ピンのIDCソケットを持つ特別なGroup to Cannelリボンケーブルを使用し、モジュール背面の2列のピンヘッダーと、グループの基板の同じ位置にある2つのピンヘッダーを接続します。グループに接続すると、全てのチャンネルはオーディオ信号、電源、およびコントロールをシェアします。そのため、PSUへの接続はグループにリンクされているチャンネルのうち、1つだけで十分です。
MasteroneにはMaster to Groupケーブルが同梱されているため、一台のグループをリンクできます。Master to Groupケーブルには3つのIDCコネクターがあり、ひとつはマスター用、ひとつはグループ用、もう1つは他グループへの接続の拡張用です。2台以上のグループの接続には、Group to Group Extensionが必要で、このケーブルには2つのIDCソケットと1つのIDCプラグがあります。プラグを3つ目のMGソケットに接続することで、さらに2つのグループをマスターにリンクできます。Group to Groupソケットは、おおよそ72HPのグループ構成をマウント出来るように間隔を空けて配置されているため、4台までのQSCをリンクできます。さらに多くのGG Extensionを連結して4つ目のグループを追加したり、より大きいチャンネル構成(最大で8つのQSC)のグループの接続も可能です。なお、Master to Groupケーブルは単品での販売はしていません。