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Klavis Twin Waves MkII

¥47,900 (税抜 ¥43,545)
8HPに2つのVCO/LFOを搭載したハイパーユーティリティオシレーター

Format: Eurorack
Width: 8HP
Depth: 21mm
Current: 52mA@+12V, 17mA@-12V
Manual pdf (English)

ファームウェアv1.35(2024年2月最新)

 

Color: Black

MUSICAL FEATURES

Klavis Twin Waves MkIIは、独立にアルゴリズム選択可能なVCO(またはLFO)を8HPに2つ搭載した超コンパクトなデュアルオシレーターです。VCOとしてはベーシックなサイン波やパルス音から、シンクやデチューンサウンド、ノイズ、選択可能なFM/AMオプションなど通常では手間やスペースのかかるユニークなサウンドを最小のパッチですぐに、しかも2つ作り出すことができます。LFOではクロック同期(又はそのDiv/Mult)もでき、ランダム波形も出力可能です。

主な特徴
  • 二つのオシレーターが独立してVCO、LFO、またはランダムジェネレーターとして設定可能
  • VCOモードの特徴
    • 10オクターブにわたるV/Octトラッキングとオクターブ選択
    • ゼロクロスおよびリニアFM
    • サブオクターブ出力
    • ハード&ソフトシンク
    • VCAコントロールおよびCVによるアルゴリズム選択
    • 様々なスケールのクオンタイザー
    • アルゴリズムに基づく以下のような20のシンセシスタイプを搭載:
      ウェーブシェーピング/位相変調 複数の波形の位相コントロール チューニング可能なユニゾンで最大5つの重ね合わせたオシレーター ファントムオシレーターによるセルフシンク 加算合成(7波形) 可変ビットリダクション(ビットクラッシング) 自身の2ndオシレーターによるリングモジュレーション LPF、BPF、レゾナンスフィルター付きノイズ
  • LFOモードの特徴:
    • 同時信号およびトリガー出力
    • 外部波形同期
    • クロック制御レートと電圧制御マルチプライヤー&ディバイダー
    • CVおよびノブによる出力レベルのコントロール
    • 選択可能な波形を持つアルゴリズムベースの波形エンジン:
      ウェーブシェイピング 位相変調 ランダムなレベル/ベクトル ランダムに配置されたトリガーや波形
  • コンテキストに沿ったアイコンやリマインダー的なヘルプテキストを備えたディスプレイ
  • 実際のパラメータ値とノブ位置が異なる場合はLEDで表示します
  • 電源投入時は前回の設定をロードします
  • オーディオファイルの流し込みによるファームウェアアップデート

How To Use

Interface

マウスオーバーで各部の説明が表示されます

Twin Waves Mk2では、上部のノブやボタン、エンコーダーなどはOSC1と2で共通で使用します。下部のジャック部は、Sync/Clkジャックのみ共通で、あとは左側2列がOSC1、右側1列がOSC2用の入出力ジャックとなります。共通部分の操作子がどちらのOSCをコントロールするかは左上のOSC2ボタン脇のLEDで確認してください。OSC2を設定したい場合はOSC2ボタンを押してLEDを点灯させます。

設定するオシレーターを選択すると、VCO/LFO別に用意された多彩なアルゴリズムを、ロータリーエンコーダーのプッシュ→回転→プッシュの操作によって選択します。 アルゴリズムはディスプレイにも表示されます。ロータリーエンコーダーは、アルゴリズム固有のパラメータのコントロールにも使用します。

OSC1と2共通の操作子については、ノブ位置と実際のパラメータの値がずれることがありますが、その場合は横のLEDが点灯せず、ノブが実際のパラメータ位置を通過するまでパラメータが変化しません。ノブが実際のパラメータ位置に到達するとLEDが点灯し、スクリーンにもメッセージが表示され、ノブでパラメータがコントロールされるようになります。

Param1にはOSC2の出力が、Param2にはOSC1の出力が、Sync/ClkにはOSC1の矩形波出力が内部結線されており、パッチングなしでそれらの信号でParam1/2をモジュレーションしたり、同期用クロックに使うことなどが可能です。

LFOモードの時はFineピッチノブが出力LFOのアッテネータとして機能し、OSC2のLFOからOSC1のVCOへのモジュレーションをかける際にも便利です。

Algorithms

VCO Algorithms

VCOアルゴリズムで、エンコーダーで選択するアルゴリズムとパラメータは次のとおりです

LFO Algorithms

LFOアルゴリズムで、エンコーダーで選択するアルゴリズムとパラメータは次のとおりです

Firmware Update

モジュールの現在のファームウェアリビジョンを知るには、Osc2ボタンとSyncボタンを同時に押します。

ファームウェアアップデート手順は次の通りです。

  1. オーディオ再生デバイスのヘッドフォン出力とTwin WavesのFM/AM入力との間にモノラルまたはステレオケーブルを接続します。
  2. オーディオファイルの再生を準備します。
  3. 再生レベルを3分の2に設定します。
  4. モジュラーケースの電源を入れる際に、Osc2ボタンとSyncボタンを押しながら電源を入れるか、電源を入れた直後(最初の半秒以内)にこれらのボタンを押します。
  5. 緑と青のLEDが点滅します。
  6. オーディオファイルの再生を開始します。

すべてが正常に進行した場合

  • 緑のLEDが点灯し続け、青のLEDが点滅します。
  • 数秒後、表示がドットで埋まり始めます。
  • 表示がいっぱいになると、
     o アップデートの成功を確認するメッセージが表示されます。
     o 両方の青いLEDと緑のLEDが点滅します。
  • エンコーダーを押してモジュールを再起動します。

    音量が低すぎる場合

    • 赤いLEDが点灯し続け、2つの青いLEDが点滅します。
    • オーディオ再生を停止します。
    • オーディオ再生レベルをわずかに上げます。
    • エンコーダーボタンを押し、緑のLEDが点滅します。
    • オーディオ再生を最初から再開します。

    再生中にエラーが発生した場合
    最初から音量が大きすぎた可能性があります。その場合はLEDのフィードバックはありません。音量を大幅に下げて手順をやり直してください。
    再生エラーは、以下のような様々な雑音の原因によることもあります:

    • ケーブルに触れる
    • 電話やコンピューターの音声生成機能を使用する
    • オーディオ再生に影響を与える省電力機能
    • 周囲の騒音の多いモジュール、電気的な接地が悪い、またはモジュラー電源のノイズ
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