
Erica Synths Perkons Voice
Format: Eurorack
Width: 14HP
Depth: 35mm
Current: 59mA@+12V, 30mA@-12V
Format: Eurorack
Width: 14HP
Depth: 35mm
Current: 59mA@+12V, 30mA@-12V
Perkons VoiceはドラムマシンのPERKONS HD-01の音源部分をユーロラックで再現したドラムパーカッションボイスモジュールです。
HD-01と同様のハイブリッド・アーキテクチャを採用しておりデジタルサウンドエンジンとアナログマルチモードフィルター,オーバードライブで構成されています。13種類のサウンド生成アルゴリズムから選択して作られたPatchは最大99個のプリセットとして保存ができ簡単に呼び出すことができます。TuneCV入力は1V/octに調整されており、Patch CVは入力されるさまざまなCVに合わせて柔軟な設定ができます。4ボイスのポリ・オーバーラップ・モードやユーザーサンプルを読み込ませられる「Rompler」エンジンによってドラム以外の用途にも使用できます。
CONFIGURATION SETTINGS
ALGOボタンを押しながらPATCHボタンを押すとコンフィギュレーション・セッティングモードになりLEDスクリーンには1~14のセッティング番号が表示されます。DATAエンコーダーを回して番号を選択しノブを押して設定にアクセスします。
セッティングモードを終了するにはパネル上のいずれかのボタンを押します。
1.Voice Mode
デフォルトのVoiceモードをMonoかPOLYか設定します。
2.Patch CV
Patch CVの反応をユニポーラ(0~+5V),バイポーラ(-5v~+5V),1V/octから選択します。
ユニポーラ時は最大60のPatchを選択し、バイポーラ時は全てのPatchを選択でき0Vが中央のPatchとなります。
Patchプリセットが空のスロットは自動的に無視されます。
3.Patch Start
Patch CVコントロール時の0Vの時の最初のPatchナンバーを設定します。
4.Patch Range
PatchCVが0~+5Vで選択するレンジを設定します。
5.Patch Load
Patchのロード時にエンコーダーを回した後にノブを押す(デフォルト)か回しただけで即時ロードするかを設定します。
6.Pot Catch
Patchがロードされたときに各パラメーターノブを回した時の動作を設定します。
ON:ノブを保存された位置まで回したときに反映される。
OFF:ノブを回したときに即座に反映される。
Show:LEDスクリーンの右に保存された位置が表示され左に実際の位置を表示。
7.Trig Delay
トリガーディレイの設定を0~10msの間で設定します。
8.User Sample
アリゴリズムM1~3のサンプルをデフォルトのハイハットサンプルかユーザーサンプルかを設定します。
この設定はユーザーサンプルがアップロードされている時のみ効果を発揮します。
9.VCF LED
VCFボタンのLEDが何を示すか設定します。
1 VCF:フィルターのモードをフォニック=明るい,ハイパス=暗い,バンドパス=消灯で表します。
2 Trigger:トリガーの入力タイミングを表します。
3 Level:VCF/Drive回路の前段でのオーディオレベルを表します。
10.USB Manage
コンピューターと接続してストレージデバイスとしてアクセスしユーザーサンプルをアップロードします。
基板上のUSB-Cポートをコンピューターと接続します、この時モジュールをケースから外す必要がありますが電源は入った状態で作業を行います。※基板面がショートしないように充分ご注意ください。エンコーダーノブを押すと「PERKONS」というドライブとしてコンピューター上に表示されます。「CONFIG.txt」「INFO.txt」ファイルと同じ階層にユーザーサンプルをドラッグ&ドロップしてください。サンプルのファイル名を 「1.wav」,「2.wav」,「3.wav」としサンプルフォーマットはモノラルWAV,16bit,48kHzで3つの合計ファイルサイズは256kB未満である必要があります。サンプル毎のサイズが大きくエラーが表示される場合は場合は1つずつサンプルをアップロードしてください。サンプルがアップロードされている状態でもコンピューターと接続した際はすでにアップロードされているサンプルは表示されません。アップロードされたサンプルを有効にするにはセッティング番号8をONにしてください。
11.Calibrate
TUNE CVとPATCH CVをキャリブレーションします。
工場出荷時にキャリブレーションされているので期待通りのCVレスポンスで動作しない時のみ実行してください。
エンコーダーノブを押すとキャリブレーションが開始されます。他のモジュールからリファレンスソースとして+4VをPATCH CV入力に
し正常に検出されると自動的にキャリブレーションが行われます。
12.FW Update
ファームウェアのアップデートを行います。
サンプルアップロードと同様の手順でコンピューターと接続しドライブとして認識されたところに拡張子.uf2の最新ファームウェアファイルをドラッグ&ドロップすると自動的にアップデートされます。
13.Factory Reset
モジュールのリセットを行い[HOLD TO ERASE ALL PATCHES]と[HOLD TO FACTORY RESET]の2種類の操作があります。
どちらの操作を行うかはエンコーダーを回して選択し、エンコーダーをLEDスクリーンのカウントが0になるまで長押しすると実行されます。ファクトリーリセットは45個のファクトリープリセットパッチもリセットされます。
14.Version
モジュールに現在インストールされているファームウェアバージョンを表示します。