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Make Noise Maths

¥49,900 (税抜 ¥45,364)
絶妙の機能コンビネーションで定番中の定番となったCV生成/変調モンスター!

Format: Eurorack
Width: 20HP
Depth: 24mm
Current: 60mA@ +12V, 50mA @ -12V
日本語マニュアルpdf
Manual pdf (English)

Color: Black

MUSICAL FEATURES

MATHSは、その多機能さからスイスアーミーナイフにも例えられるCV生成/変調モジュールです。 エンベロープ兼LFOが2つ搭載され(CH1&CH4)、それらとプラスαの機能を組み合わせて複雑かつ音楽的なエンベロープを作り出すことができます。またパッチングによってトリガーディレイやエンベロープフォロアー、コンパレーターなど様々な機能を果たすことができます。

MATHSで中心的役割を果たす2つのチャンネル、CH1とCH4は、
  • - SLEW(スルー)(SIGNAL In にシグナルを入力し、CYCLEボタンOFF)
  • - ADエンベロープ (Trig In にトリガーを入力し、CYCLE ボタンOFF)
  • - ADエンベロープをリピートしたLFO(特にSIGNAL INやTRIG INに入力せず、CYCLEボタンON)
のどれかとして機能します。SLEWは、ゲートシグナルを入力することでASRエンベロープとして使うこともできます。

CH1とCH41の一番大事なパラメータ、Riseタイム/Fallタイムの変化で、シグナルの上昇/下降のスピードが次のように変化します。
  • - SLEWとして使用時は、入力電圧の変化の度合いを上昇時、下降時別に調整。
  • - ADエンベロープとしてはアタックタイム・ディケイタイムを個別に調整
  • - LFOでは電圧の上昇時、下降時の時間を個別に調整
RISE/FALLはCVでコントロールすることが可能です。

残りのCH2とCH3は単純な±両方向のアッテネータ/オフセットです。
MATHSではこれらCH1~CH4をSUMやORという形で合成し、複雑なシグナルを作り上げることも可能です。またCH1とCH4に搭載されるEOR (END OF RISE)/EOC (END OF CYCLE)といったタイミングを知らせるゲートシグナルも様々な目的で利用できます。 マニュアルの後半にはたくさんのパッチの説明やTIPSも載っているので、是非一度色々なパッチを試してみてください。
 
マウスオーバーで各部の説明が表示されます  

Tips

Signal In/Trigger In

トリガー信号をMATHSに入力する際、Signal InとTrigger Inでは次のような違いがあります。
  • Signal Inではトリガーがオフになった途端にフォールが始まる。
  • Trigger Inでは指定されたライズ時間後にフォールが始まる。
なので、ライズ時間が長く設定されている時、Signal Inにトリガーを入力すると、エンベロープがほとんど立ち上がらないままリリースを開始しますが、Trigger Inの場合はライズ→フォールを設定した時間の通りに行います。

また、Trigger Inではリトリガーの有無に注意してください。エンベロープのライズ時にTrigger Inに入力があっても、エンベロープはリトリガーされません。忙しいトリガーパターンからゆったりとしたエンベロープを作り出す時や、下記のようにトリガーディレイとして使用する際にこの性質はとても便利です。またこの性質により、EOC/EOR出力がクロックディバイダーのように機能させることができます。
 

LOG/LIN/EXP

MATHSでは、CH1とCH4のエンベロープはそのカーブの特性を非常に幅広いレンジで調整可能です。LOGでは圧のあるエンベロープ、EXPではスーパースナッピーでパーカッシブなエンベロープとなります。このカーブの調整力もMATHSの大きな特徴です。
Log Curve

つまみを Logに近くしたとき。エンベロープは上に膨らんだカーブになります。

Exp Curve

つまみをExpに近くしたとき。エンベロープは下に膨らんだカーブになります。

また、エンベロープを自身のRise/Fall時間のCV入力にセルフパッチすることで、RISEとFALLで特性の異なるカーブも作れます。

カーブ特性をLOGにし、自身のエンベロープでFallをモジュレーションすると上のような形のエンベロープになります。モジュレーション量をアッテインバータで調整できるよう、バリアブル出力を使ってモジュレーションし、アッテインバータをマイナスにしています。ユニティ出力を目的のモジュレーション先にパッチしてください。
下の"MATHS Advanced Envelope Techniques"ビデオの50秒あたりのパッチもごらんください。

Audio Rate

CYCLEモードでRISEやFALLを極端に短くすることで、CH1やCH4は1kHzまで周波数を上げられるため、インスタントなオシレーターにもなります。全てのチャンネルはオーディオレートまで処理できるので、ミキサー等としても使えますし、CH1 やCH4にオーディオシグナルを入力してRISEやFALLを適切に設定すればエンベロープフォロワーのようにも使えます。またRISEやFALLを長くすると周期は25分を超えるほどにまで長くすることができます。このため1曲の中の大きな流れとしてエンベロープをデザインすることも可能です。
 

Trigger Delay/VC Gate

End Of Riseからは、入力されたトリガー信号がライズ時間だけ遅れて出力され、フォール時間分だけゲートONが続きます。このようにトリガーを遅らせてコントロール可能なゲートとして出力する機能を、トリガーディレイ/VCゲートなどと呼び、モジュラーでのリズム作りなどではとても重宝する機能です。上記のリトリガーの性質と組み合わせることでさらに有機的な使い方が可能です。

DEMO









MATHS1台で複雑なエンベロープを作っているところをオシロスコープに映しています。後半にいくにつれMATHSの真価が発揮されています。


 
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