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Industrial Music Electronics Kermit mkIII

¥57,900 (税抜 ¥52,636)
4チャンネルでプログラマブルなスーパーモジュレーター・オシレーター

Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: mm
Current: 135mA@+12V, 50mA@-12V
Manual pdf (English)

MUSICAL FEATURES

Kermitは4チャンネル、テンポ同期可能で沢山のモードを切り替えられるウェーブテーブルオシレーター(LFOに最適化)です。CやDのオシレーターはノブが一つですが、ボタンコンボ操作によりAやBとほぼ同等のパラメータを独立して設定可能です。各チャンネルはLFO、オシレーター、エンベロープ、ランダム、サンプル&ホールドのどれかとして動作します。Frequency,Waveform,Amplitudeパラメーターは動作タイプごとに機能が変わりますが、大まかには似た機能をはたします。各パラメータは外部CV入力のモジュレーション先にアサイン可能です。またKermitの特徴として、パッチングせずにお互いのチャンネル間をモジュレーション可能です。コンパクトな機体に最大限のパッチの可能性を詰め込んでいます。

シグナルはデフォルトで16ビットシグナルで出力され、低速のLFOでも正確な波形を描くことができます。オシレーターとしてのピッチ安定性はあえて控えめになっており、低い周波数の方が安定して動作します。音質はデジタルならではのクランチーな質感を持ったサウンドです。チャンネルメニューからアクセスできるCharacter設定により、波形をよりローファイにしていくことができます。ローファイな波形にもそれぞれユニークなキャラクターが与えられており、一番ローファイになると8ビットで32サンプルとなり、ビンテージなKonami SCCチップの質感に近くなります。マイクロSDカードから独自波形をロードすることも可能です。ロードするウェーブテーブルはPiston Honda Mk3同様、Synthesis Technologyが開発したフリーのWaveditソフトウェアで作成可能です。FATでフォーマットしたマイクロSDカードのトップフォルダに"1.wav"の名前でウェーブテーブルファイルを置き、グローバルメニューの"Load Waves from SD"からロードします。オリジナルのウェーブテーブルは消去されますが、IMEのウェブサイトからダウンロード可能です。

各動作タイプではマスターテンポを分割したクロックに同期した動作が可能です。マスターテンポはTAPセクションからTapテンポボタンまたはクロック入力を使って設定します。

全てのアサインやノブ以外のパラメータ設定はプリセットに記憶され、複数のプリセット間をCVで切り替えたりモーフィングすることが可能です。プリセットモーフィングはIMEのMk3シリーズのモジュール全てで可能ですが、Kermitでは特にその威力を発揮するでしょう。

How to Use

モードの選択

各チャンネルの動作モードは、チャンネルメニューから選択して設定できます。チャンネルメニューについては下記"メニューやプリセット操作"を参照してください。LFO、オシレーターなどの大まかなChannel Typeを選んだ後、Channel Modeを選びます。またディスプレイに一番近いプリセットボタンを押しながら各チャンネルのボタンを押すとそのチャンネルのモードを一つ進めるショートカットが使用できます。CH CとDはチャンネルボタンが共通のため、CH Dのモードを進める場合のみ、プリセットボタンとTAPボタンを押しながらチャンネルボタンを押します。

CH C/Dのパラメータ設定

CH C/Dではチャンネルごとに1つのノブでCH A/Bと同等のパラメータを設定する為、ボタンを押しながらノブを回します。次の表が各パラメータに対応したボタンになります。例えばCH DのWaveを設定するには、CH BボタンとCH C/D共通ボタンを押しながら、CH Dのノブを回して設定します

モジュレーション先のアサイン

各チャンネルのCV入力のアサイン先は次の表のようにして設定します。例えばChannel AのCV入力でWaveformをモジュレーションしたい場合は、エンコーダーを押しながらCH AのWaveformノブを回します。CH C/DはCV入力が共通で一つ、ノブも少ないのでアサインの仕方が異なります。例えばCH Dの大きさをC/D共通CV入力でモジュレーションしたい場合は、エンコーダーとCH Aボタンを押しながら、CH Dのノブを回します。

各チャンネル間のモジュレーションのアサインは次の表のようにして設定します。例えばCH DでCH BのFrequencyをモジュレーションしたい場合、C/D共通ボタンとエンコーダーを押しながらCH BのFreqノブを回します。CH CでCH DのWaveformをモジュレーションしたい場合は、C/D共通ボタンとエンコーダー、TAPボタンの3つを押しながらCH Dのノブを回します。

メニューやプリセット操作

エンコーダーを押しながらCH A,B,C/Dのどれかのボタンを押すと、対応するチャンネルメニューがディスプレイに表示されます。CH C/Dはメニュー画面が共通で、CH Cの後にCH Dが表示されます。動作タイプ・モードの選択の他に、電圧レンジ(12Vpp:LFOやランダム向け,0-6V:エンベロープ向け,1Vpp:ビデオシンセサイザー向け)、アサインのクリアや上記のCharacter選択が可能です。

エンコーダーを押しながらディスプレイそばのボタンを押すとグローバル・プリセットメニューが表示されます。プリセットの保存、呼び出し、クリアの他プリセットのCVコントロール設定や、上記のマイクロSDからのウェーブテーブルのロードなどが可能です。

Mode Overview

  • LFO Type
    • LFO(Free Running): シンプルな走り続けるLFOです。スピード(Frequency)、大きさ(Amplitude)、波形(Waveform)がモジュレーションでき、1V/Octはスピードを1V/Octでコントロールします。
    • LFO(Reset): Free Runningと同じですが、1V/Oct入力が波形のリセットを行うトリガー入力として使用できます。波形中のスタート位置はPhase設定で変えられます
    • LFO(TAP Tempo): TAPセクションで検知されたBPMに同期したLFOを出力し、Frequencyではクロックの整数倍、整数分の1のスピードに不連続にコントロールします。1V/Octはリセット入力となりますが、実際のリセットはリセットが入力された直後のクロックに同期して 行われます
  • Oscillator Type
    • Oscillator:オーディオレートで動作するオシレーターモードで、16Hzから1kHzまで動きます。メニュー中のCharacter設定の影響を大きく受けます。
    • Unison:Oscillatorモードと同様ですが、少しだけデチューンした波形をもう一つ重ねることで音に厚みを出します
    • Code Scan:モジュール中の実際のコードを元にハーシュで破壊的なサウンドを出力するオシレーターモードです。Waveformでは読むコードの場所を変化させます
  • Envelope Type
    • 1-Shot Envelope: 1V/Octにトリガーを受けるとWaveshapeで決定される波形のエンベロープを1回出力します。Frequencyがエンベロープのスピード、Amplitudeで大きさを決定します
    • Gated repeat: 1-Shot Envelopeと同様のエンベロープを、1V/OctへのゲートがONの間繰り返すモードです。
    • Tempo Envelope: TAPとFrequencyで決まるテンポに同期して繰り返しエンベロープを出力します
  • Random Type
    • Smooth Random: フラフラと揺れ動くランダム電圧を出力するモードです。ランダムに動く確率がFrequencyでコントロールされ、Amplitudeが大きさをコントロールします。Wavdformは無効です
    • Stepped Random: Frequencyで決まるテンポに同期して階段状に変化するステップランダム電圧を出力します。Amplitudeが大きさをコントロールします。Waveformは無効です
    • Tempo Random: TAPで決まるテンポをFrequencyで分割したスピードに同期して階段状に変化するステップランダム電圧を出力します。Amplitudeが大きさをコントロールします。Waveformは無効です
  • Sample&Hold Type (CH A/Bのみ) 
    • Sample+Hold: 1V/Octをトリガー入力、CV入力をサンプル入力とした、サンプル&ホールドとして動作します。Waveformは無効です。Amplitudeは出力シグナルのアッテネータとなります
    • Track+Hold: 1V/Octをゲート入力、CV入力をトラック入力としたトラック&ホールドとして動作します。ゲートがONの間入力がそのまま出力され、OFFの時はゲートONの最後の時点の電圧が保持されます
    • Tempo S+H: TAPで決まるテンポをFrequencyで分割したクロックに同期してサンプル&ホールドを行います。
  • OSC Copy (CH C/Dのみ): このモードではモジュール内任意のオシレーターの設定をコピーし、位相のみ自由に設定できます。これでクアドラチャーLFO等、コピー元のチャンネルとリンクしたシグナルなども出せるようになります

DEMOS

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