Intellijel Designs Amps

MUSICAL FEATURES

Ampsは、多数の機能を提供する2チャンネルの精巧なリニアVCAです。パネル・コントロールと信号のノーマライズにより、Ampsは通常のVCA以外にもラインレベル・ブースター、クロスフェーダー、リングモジュレーター、ミキサーなどとして機能するよう綿密に設計されています。更にAmpsを付属のケーブルで連結すれば、より大規模なVCAミキサーシステムを構築することも可能です。

• レベルコントロール・スライダーをチャンネルごとに装備
• バイポーラーCV信号のモニタリングに便利なデュアル・カラーのLED付きCVアッテネータ
• リニア曲線応答
• チャンネルAからBにノーマライズされたシグナル入力とCV入力
• +6dB or +20dBの出力ブースターを各チャンネルに装備
• チャンネルBの位相反転スイッチでリング変調を実現
• 両チャンネルのCV反転スイッチでクロスフェードを実現
• 背面のコネクタで複数台のAmpsをチェーン接続可能。この際内部結線はモジュール間を超えて有効です

How To Use

Ampsの各チャンネルにはVCAとしての基本的なコントロール以外に、スイッチや内部結線による工夫が施されており、これらを使用することで様々な機能を実現します。

スライダーはバイアスコントロールで、CV=0の際の出力レベルをコントロールします。出力レベルのCVコントロールにはアッテネータがつき、CVの効きをコントロールします。

チャンネル毎のスイッチが2つ搭載されており、上のスイッチは信号のブーストが可能です。真ん中の位置でユニティゲイン、左の位置で+6dBとなります。右位置は+20dBで、ラインレベルをモジュラーレベルに持ち上げるのに最適です。下のスイッチはポーラリティスイッチで、"-"の位置にすると入力されたCVをマイナスの方向に効かせることができ、クロスフェーダーやパンニングパッチで重宝します。

真ん中のスイッチは上の位置にするとBチャンネルに入力された信号が位相反転します。リングモジュレーターパッチなどで重宝します。

Chaining

Ampsは付属するケーブルで背面コネクタ間を接続することで、多チャンネルのVCAミキサーを構成することが可能です。また接続した場合全ての内部結線はモジュール間を超えて有効です。出力を例にすると、あるAmpsの出力にパッチしていない場合隣のAmpsに出力が流れます。