
WMD Performance Mixer MKII
Format: Eurorack
Width: 52HP
Depth: 36mm
Current: 550mA@+12V, 520mA@-12V
Format: Eurorack
Width: 52HP
Depth: 36mm
Current: 550mA@+12V, 520mA@-12V
WMD Performance Mixer MKII へようこそ - MKI がリリースされてから8年、MKIIは受けた貴重なフィードバックを元にさらに改良されました。
MK Iと比べ更なる音質の向上/ノイズ・ブリードの低下、 パニング/クロスフェーダーの切り替え、チャンネルストリップ化などによる全体のモジュラー化、ジャックをすべて左に配置しすることによる操作性の向上、MIDIによる操作子の動きの出力、更なる拡張性などが挙げられます。
エキスパンダーは以下がリリース予定です:
特徴
Group,Bus,Cueボタンを同時押ししながらチャンネルボタン1から8を押すことで各種設定を変更することができます。
・CH.1 BUS MODE
Group,Bus,Cueボタンを同時押ししながらチャンネルボタン1を押すとバスのセッティングが順番に変わります。
BLUE:パラレルプロセッシング(デフォルト)
BUSボタンを押しながら各チャンネルボタンを押すとBUS LEDが青く点灯しそのチャンネルはマスターアウトとバスアウトの両方から出力されます。
PURPLE:サブミックスプロセッシング
BUSボタンを押しながら各チャンネルボタンを押すとBUS LEDが青く点灯しそのチャンネルはマスターアウトからは出力されずバスアウトのみから出力されます。
RED:Tri-Stateモード
BUSボタンを押しながら各チャンネルボタンを押すとBUS LEDがBLUE,PURPLE,OFFと切り替わりBUSの設定がチャンネルごとに個別に設定できます。
・CH.2 MUTE ON BOOT
Group,Bus,Cueボタンを同時押ししながらチャンネルボタン2を押すと最後に保存されたミュート設定を次回起動時にロードするか全てオフかを切り替えます。
チャンネル1が点滅:起動時に全てのミュートがオフ(デフォルト)
チャンネル2が点滅:起動時に最後のミュート設定がオン
・CH.3 GROUP MODE
Group,Bus,Cueボタンを同時押ししながらチャンネルボタン3を押すとGROUPコンボモードとリコールモードを切り替えます。
チャンネル1が点滅:COMBO MODE
GROUPボタンを押しながら複数チャンネルのMUTE,BUS,CUEを設定しGROUPボタンを離すとそれらの設定が同時に反映されます。
チャンネル2が点滅:GROUP RECALL MODE(デフォルト)
GROUPボタンを押しながらいずれかのチャンネルボタンを押すとスロットに保存されているMUTE,BUS,CUE設定をチャンネルボタンを離した瞬間に呼び出します。その際にBUS MODEも切り替わりますが設定は変更されません。
・CH.4 MIDI TRANSMIT RATE
MIDIの受信速度を5段階で設定します。チャンネルボタン1から5で設定し1が最も速く5が最も遅い設定となります。
・CH.5 TBD
この操作は将来のアップデートで機能が追加される予定です。
・CH.6 SEND ALL CCs
MIDI CCが有効な時に現在の状態の全てのMIDI CCを一斉に送信します。
・CH.7 MIDI SETUP
送信MIDIチャンネル等を設定するメニューに入ります。
MIDI CHANNNEL:いずれかのチャンネルボタンを1回もしくは2回押してBUS LEDが青の時はチャンネル1~8、赤の時は9〜16となります。
CC ENABLE:各チャンネルのAUX1,2,LVL,PANをそれぞれMIDI CCが有効か無効かを切り替えます。(デフォルトは全て有効)各設定は3つのボタンと各チャンネルボタンで行います。
AUX1/AUX2 CC GROUPボタン+チャンネルボタン
BLUE AUX1のみ有効
RED AUX2のみ有効
PURPLE AUX1/2の両方が有効
OFF AUX1/2の両方が無効
LVL CC BUSボタン+チャンネルボタン
PAN CC CUEボタン+チャンネルボタン
BLUE 有効
OFF 無効
MIDI SETUPの終了
Group,Bus,Cueボタンを同時押ししながらチャンネルボタンいずれかのチャンネルボタンを押します。
・CH.8 INIT/RESET
各種設定を工場出荷時のデフォルトに初期化します。ボタンを1回押しただけでは警告としてLEDが点滅し、2回押した場合すべてを工場出荷時のデフォルト設定にリセットし3回押すと保存されているすべてのグループを初期化しeepromメモリーをクリアします。
各CC#は下記の画像に対応します。
1.POWER HEADER:2x5ピンユーロラックパワーヘッダー
2.BALANCED OUT:Intellijel社製ケースの内蔵のジャックボードに接続するための6ピンバランス出力ヘッダー
3.CHANNEL INSERT HEADERS:WMDインサートエキスパンダーモジュールに接続するための各チャンネルの8x8ピンヘッダー※Performance Mixer MKIIのみで使用する場合はデフォルトで取り付けられている2つのショートジャンパーが必要です。
4.CHANNELS EXP:PM CHANNELS MKIIを接続するための2つの2x8ヘッダー、最大4つのPM CHANNELS MKIIを接続できます※Performance Mixer MKIIをチェーン接続することはできません。
5.CAN BUS:ユーザー向けに使用されていません。ここには何も接続しないでください。
6.DB25 MIXES:PM DB25 MKIIまたはダイレクトアウトプットエキスパンダーに接続するためのMASTER、AUX 1、AUX 2、BUSセンドシグナルのステレオミックス用の2x8ヘッダー
7.DB25 OUTPUTS:PM DB25 MKIIまたはダイレクトアウトプットエキスパンダーに接続するための4つ(PRE FADER x2/POST FADER x2)の2x8ヘッダー
8.MEMORY CARD SLOT:ファームウェアアップデート用micro SDスロット※SDカードは新しいファームウェアをロードするためにのみ使用されSDカードを本体に入れたままにすると電源を入れるたびにファームウェアの更新を行おうとするため通常時は必ずSDカードを取り外してご使用ください。
9.RETURNS EXP:PM RETURNSエキスパンダーモジュールに接続するための2x4ピンヘッダー
Performance Mixer MKIIはファームウェアをアップデートするためのmicroSDメモリーカードスロットがあります。
SDカードは新しいファームウェアをロードするためにのみ使用されSDカードを本体に入れたままにすると電源を入れるたびにファームウェアの更新を行おうとするため通常時は必ずSDカードを取り外してご使用ください。
推奨メモリーカードについて
microSDメモリーカードはサンディスクの8~32GBのSDHCタイプを使用してください。他ブランドやタイプはサポートされていません。
テスト済みメモリーカードは以下になります。
アップデート手順
1.カードをFAT32にフォーマットする。
2.https://wmdevices.com/products/performance-mixer-mkiiから最新のファームウェアをダウンロードする。
3.ダウンロードしたファームウェアファイル「PM_MKII.bin 」をメモリーカードのディレクトリにロードします。
4.Performance Mixer MKIIの電源を切ります。
5.マウントネジを外しモジュールの左側を持ち上げます。
6.用意したmicroSDメモリーカードをモジュール左側ボード背面のスロットに挿入します。
7.Performance Mixer MKIIの電源を入れます。カードを読み取っている間LEDが短時間赤色になるはずです。LEDが赤く点灯し続ける場合microSDまたはファームウェアファイルに問題があります。
8.緑色のLEDはmicroSD/ファームウェアファイルに問題がなくファームウェアフラッシュが準備中であることを示します。
9.ファームウェアの書き込みを開始するとBLUE LEDが約10~20秒間点滅します。
10.アップデートが完了するとLEDが緑色に光りモジュールが再起動します。
11.モジュールの電源を切りメモリカードをモジュールから取り外しネジで再びケースマウントしてアップデート完了です。