Instruo Gloc
Format: Eurorack
Width: 4HP
Depth: 31mm
Current: 75mA@+12V, 0mA@-12V
Format: Eurorack
Width: 4HP
Depth: 31mm
Current: 75mA@+12V, 0mA@-12V
Glōcはクロックジェネレーター兼プロセッサーです。単一の内部/外部クロックを、多様な関連するクロックソースのストリームに変換できます。予測可能な分周/倍周から、確率的マスキングによる複雑なトリガー/ゲートシーケンスを生成可能で、それぞれの7つのクロックパルス出力においてこれらを組み合わせることも可能です。
オンボードの動的位相調整、スマートタップテンポ検出、固定モードとライブモードの切り替え機能を備えたglōcは、演奏や生成的なクロック操作に最適です。
Glocでは、タップテンポや入力された外部クロックを元に、以下の2つの設定により7つの出力からのゲートを設定します。これらのコントロールは、チャンネルがロックされていない限り7出力全てに一度に影響を与えますが、後述のロックプログラミングモードを利用することで、これらのコントロールの影響を受けないようにチャンネルごとにロックすることができます。
スプレッドは指定されたディバイド/マルチプライアレイの値を7つのクロックパルス出力それぞれに適用します。
スプレッド・ノブを中央に設定した場合の各クロック・パルス出力は現在のテンポに基づきディバイド/マルチプライアレイから以下の値を出力します。
Out 1 :16分音符3連符
Out 2 :16分音符
Out 3 :8分音符
Out 4 :4分音符
Out 5 :2分音符
Out 6 :全音符
Out 7 :付点全音符
上記のディバイド/マルチプライアレイに記載されているようにスプレッドノブを中央から左に回した場合はディバイド/マルチプライが変動する広がりが減少し、右に回した場合は広がりが大きくなります。
外部からCVを入力した場合ノブの位置に電圧が加算されます。
プロバビリティーは各クロック・パルス出力にランダムなフレージング密度またはリピーティング・フレージング密度を導入します。
ノブが中央位置にある場合はクロックパルスは100%の確率で出力されます。
ノブを中央より左に回していくとコイントス・ロジックが導入されクロックパルスの出力される確率が減少します。
ノブを中央より右に回していくと密度マスクが導入され、クロックパルスの出力確率が低下した8ステップのパターンを繰り返します。
密度マスクはプロバビリティーノブの操作または外部からの入力CVに変化がない場合パターンは保持され、 ノブの位置や入力CVの電圧が変化すると新しいシーケンスがランダムにパターン生成されます。
Probabilityノブは左右に回し切った場合どちらもクロックパルスの出力確率はゼロになります。
外部からCVを入力した場合ノブの位置に電圧が加算されます。
Glocはモード・トグルスイッチによって3つのモードが選択されます。モードは各チャンネルの設定をロックするかどうかを切り替えます。
ロック・プログラミング・モード(スイッチ左)
個々のクロック・パルス出力のスプレッドとプロバビリティーの値を設定し保存することができます。
チャンネルごとのロックの有無を設定するにはこのモードに入り、PWMノブでエディットするクロック・パルス出力を選択し、Tap Tempoボタンで選択された出力の選択/解除をします。各クロック・パルス出力の状態は、それぞれのLEDインジケーターで示されます。
LED無点灯:クロック・パルス出力のアンロック状態
LED白点灯:現在選択されているクロックパルス出力
LED琥珀色/白色混合の点灯:ロックされているクロックパルス出力を選択
LEDアンバー点灯:ロック状態のクロックパルス出力
レギュラー・モード(スイッチ中央)
クロックパルス出力はロック・プログラミング・モードで保存された設定に従って出力され、PWMノブやTap Tempoボタンは本来の働きをします。
ライブ・モード(スイッチ右)
クロックパルス出力はロック状態の内容を無視して、現在のSpreadノブ位置/入力CVとProbabilityノブ位置/入力CVの設定になります。
Saving a Configuration
Mode Toggleがレギュラー・モードまたはライブ・モードの状態でタップ・テンポ・ボタンを押し続けると現在のテンポとクロックパルス出力のロック/アンロック状態を保存され電源を切っても保存されます。
Factory Reset
Tapボタンを押しながらMode Toggleを左右に8回切り替えることでファクトリーリセットされます。