SDKC Instruments Bootleg 1.1
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 32mm
Current: --mA@+12V, --mA@-12V
こちらのモジュールの最新の情報についてはGithub pageを参照してください
マニュアル
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 32mm
Current: --mA@+12V, --mA@-12V
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マニュアル
Bootleg #1.1は、SergeのDSG (Dual Slope Generator) をベースにした、完全アナログ回路構成の多機能エンベロープ・ジェネレーターです。
前モデル「Bootleg #1」の機能に加え、新たにノイズ・ジェネレーターとサンプル&ホールド (S&H) 回路、ループのGate制御、最終段のアッテヌバーターを追加。エンベロープ、LFO、スルーリミッター、オーディオオシレーター、リズム音源、そしてランダムクロック/CVジェネレータとして使用可能です。
1. OUT
エンベロープ信号のメイン出力です。
・出荷時設定: 0V ~ +8V 出力。-1倍から+1倍まで可変可能。
・背面のトリマーで最大出力電圧を調整可能です。
2. EOC/R (End of Cycle / Rise)
エンベロープの状態に同期したゲート信号を出力します。
・初期設定: エンベロープの下降終了時にゲートを出力(End of Cycle)。
・カスタマイズ: 基板背面のジャンパー設定により、下降中(Fall)にゲートを出力する設定へ変更可能です。
3. SAH (Random CV Out)
内蔵のSample and Hold回路による階段状のランダムCV出力です。
・動作: EOC/Rで設定したタイミングで内蔵ノイズをサンプリングします。
・出力範囲: 約0-5V(背面の半固定抵抗で調整可能)。
4. NOISE / SAMP IN
・上部 (NOISE): 内蔵ホワイトノイズ・ジェネレーターの出力です。
・下部 (SAMP IN): 外部信号入力です。ここにプラグを接続すると、下段SAHのソースが内蔵ノイズから外部信号へ切り替わります。
※内部のノイズは完全アナログ回路で生成されるため、個体差によって、電圧の振れに誤差が生じます。(製造段階で選定を行っています。)
5. TRIG IN
エンベロープを開始させるトリガー入力です。
・特性: エンベロープの動作中は、新しいトリガー信号を無視します。これによりClockを間引く効果を得ることも可能です。
6. Signal IN
・外部信号の入力です。スルーリミッター(Slew)、ASRエンベロープ、ラグ・プロセッサー、ローパスフィルターとして使用する際に入力します。
7. RISE / FALL Knobs
上昇(Rise)時間と下降(Fall)時間を個別に調整します。
・操作: 時計回りで時間が長くなります。
・可変幅: CV変調との組み合わせにより、約20分以上の超低速から、約5kHzのオーディオレンジまで調整可能です。
8. Loop Switch / Input
エンベロープのセルフサイクル(自走)を切り替えます。
・Switch ON: サイクルが繰り返され、LFOまたはオシレーターとして動作します。
・Input: スイッチがOFFのとき、このジャックにゲートを入力している間だけループさせることが可能です。
9. CV Controls
点線で繋がっているジャック、スイッチ、ノブは、スロープの特性をリアルタイムに変調するためのセクションです。
・RISE / BOTH / FALL スイッチ: CVの影響を与えるターゲットを選択します。
・±ノブ(アッテヌバーター): 入力CVの深さと極性を調整します。
・10番のEXPスイッチがLIN(Linear)時: 純粋なCV入力として機能します。
10. Exponential - Linear Switch (Shape Control)
エンベロープのカーブ(応答特性)を切り替えます。
・LIN: 直線的な変化。
・EXP: 指数・対数的な変化。このモードでは、内部的にOutからの出力がモジュレーション回路に結線されます。
⚪︎±CVノブ(9番)の影響: 反時計回りに回すと指数関数的(Exponential)、時計回りに回すと**対数的(Logarithmic)**なカーブに変化します。
11. Atten Knob
最終出力(OUT)の電圧レベルを調整するアッテヌバーターです。
・中央(12時): 出力なし。
・時計回り: 正相で出力(最大1倍)。
・反時計回り: 逆相で出力(最大-1倍)。
・AD/ASR Envelope: TRIG INまたはSignal INを使用。
・LFO: LoopをONにし、RISE/FALLで周期を調整。
・Slew Limiter: Signal INに階段状のCVを入力し、滑らかな変化に変換。
・VCO: LoopをONにし、Rise/Fallを高速化。CV入力でピッチ制御が可能(V/Octではありません)。
・Random Source: SAHジャックから出力される電圧をピッチやフィルター・カットオフにパッチ。
・Percussion Sound:
パッチ例:
ⅰ.上部ユニットの IN に NOISE を入力。
ⅱ.下部ユニットの OUT を、上部ユニットの CV IN へ接続。
ⅲ.下部ユニットのLoopをオンにし、RiseとFallでエンベロープを調整。
⚪︎ノイズがフィルターで切り取られつつ、ランダムなCVによって音色やタイミングが複雑に変化するパーカッシブな音源になります。