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15,000円以上国内送料無料 | FREE DHL SHIPPING WORLDWIDE FOR ORDERS 50K+ yen : Details
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Befaco CV Thing

¥46,273 (税抜 ¥42,066)
直感的インターフェースの小規模ライブ・システムに最適なVCMCの姉妹機

Format: Eurorack
Width: 6HP
Depth: 32mm
Current: 50mA@+12V, 4mA@-12V
Manual Pdf(English)

TRS to DIN5アダプター(Type A)付属

Coming Soon: 12月中旬入荷予定

MUSICAL FEATURES

Befaco CV Thingは、完全にマッピング可能なコンパクトなCV to MIDIコンバーターです。同社VCMCに基づく本機は、小規模なライブ・システムに構築に適しています。シンプルで直感的なインターフェースには、あらゆるMIDIメッセージに簡単にマップできる8つのCV入力を実装。CC/プログラム・チェンジ/V/Octピッチ/クロック等の設定可能なメッセージで、モジュラー・システムからMIDIギアを簡単にコントール出来ます。

  • クラス・コンプライアントUSB MIDI、およびTRSコネクター
  • TRS to DIN5アダプター(Type A)が付属
  • 8つのCV入力
  • コントロールをあらゆるMIDIメッセージにマッピング可能
  • 設定は内部メモリー、およびSysex経由で保存可能

HOW TO USE

外部機器との接続 

CV Thingでは、USBとTRSの2種類のMIDI接続を利用できます。どちらの接続も、モジュールが生成する全てのMIDIメッセージを送信し、コントロールするデバイスに応じてそれぞれを選択します。

  • USB: USBポートは、本機をコンピュータに接続する場合に最も便利な方法です。USB Type-Bのケーブルを使用してコンピュータのUSBポートに接続するだけで、CV Thingは自動的にMIDIデバイスとして認識されます。以降、お使いのDAW、またはMIDIをサポートする他のソフトウェアのMIDI接続設定から本機を選択できます。
  • TRS MIDI: 外部ギアの多くは、MIDIコントロールにDIN5接続を使用します。CV ThingにはTRS to DIN5アダプターが同梱されているため、本機を使って外部ギアをコントロールしたい場合は標準のMIDI DINケーブルと付属のアダプターを使ってTRS MIDI出力と外部ギアのMIDI入力を接続します。

基本構造 - 入力とパフォーマンス・スクリーン

パフォーマンス・スクリーンはCV Thingのメニューの第一階層です。この画面では、LEVEL BARを介して各入力の状態を素早く表示します。また、エンコーダーを使って8つの入力をブラウズすることも可能で、各入力のより詳細な情報にアクセスするにはエンコーダーをクリックして各入力の設定メニューに入ります。

CV設定

CV Thingの8つの入力には、それぞれの作動を設定できる個々のCV設定メニューがあります。CV Edit画面を表示するには、パフォーマンス・スクリーンからInputを選択してエンコーダーをクリックします。

Function
入力にマップされるMIDIメッセージを選択します。カーソルを合わせてクリックすることで、MIDI Mapping画面に入ります。

  1. CC: CCメッセージを送信します。選択すると、送信されるCC番号を選択するよう促されます。
  2. V/Oct to Note: このモードでは2つの入力がリンクされるため、CV+GateメッセージをMIDIノートに変換できます。このモードは奇数番号の入力で利用可能で、続く偶数番号の入力が自動的にゲートにマップされます。例えば入力1をこのモードに設定した場合は入力2がゲートにマップされます。
    ゲートがHIGHになると、CV入力に比例した値でNote ONメッセージが送信され、ゲートがLOWに下がることでNote OFFメッセージが送信されます。なお、V/Octの範囲を保つために、送信されるMIDIノートは範囲全体で120個のみとなります。12半音で1オクターブ、10オクターブで120のノートです。
    CV Thingで表現される全てのノートは、MIDI NOTE 0がC2であることを仮定しています。
    Noteモードが選択されると、新規スケールとコードのオプションが利用可能になります。これらの詳細は後述を参照してください。
  3. V/Oct Poly: 単一のゲートで複数のノートを送信できるモードです。選択すると、ゲート8は同様に設定されたチャンネルごとにノートを送信するゲートとして自動的に設定されます。このゲートを手動で設定する必要はなく、複数のCVをV/Oct Polyとして送信する場合、ゲート8は設定されたCVごとにMIDIノートを送信します。  Noteモードが選択されると、新規スケールとコードのオプションが利用可能になります。これらの詳細は後述を参照してください。
  4. Notes: このモードではゲートの有無に関わらず、V/Oct比に従って選択されたMIDIチャンネルでMIDIノートを生成します。ノート長はモードを選択した直後に設定されるため、固定のノート長を設定したり、オリジナルを編集したり、新規ノートを送信する前にNote OFFを送信するよう、次のように設定することができます。
    No auto OFF, 500ms, 1000ms, 1500ms, 3000ms, Edit AutoOFF
  5. Velocity: CVは、MIDIチャンネルで選択されているノートを表すVelocityメッセージにマッピングされます。
  6. Pitch Bend: CVはPitch Bendメッセージにマップされます。
  7. Program Change: CV値に比例したProgram Changeメッセージが送信されます。
  8. Channel Pressure: このオプションでは、CV/フェーダーはチャンネルアフタータッチとしても知られるChannel Pressureメッセージに変換されます。このメッセージは、そのMIDIチャンネルが受信するすべてのノートに作用します。着信するChannel Pressureメッセージに対してどのように応答するかは受信デバイス次第となります。
  9. Digital Functions: 後述のGate入力と同様にDigital Functionsを選択できます。
  10. Chord Functions: このサブメニューでは、和音パラメータをコントロールするオプションを利用できます。オプションの1つを選択すると、バンクを選択するよう促されます。このバンクでNoteモードを選択した場合、CVはバンク内で生成されたあらゆる和音に影響します。*Scale, Root Scale, Chord Type, Chord Voicing. 詳細は後述を参照してください。
  11. High Resolution MIDI: CC 14 Bitsモードでは、CV Thingは2つのCCメッセージとして扱われる14ビットのCCメッセージを送信します。上位7ビットは選択されたCCで送信され、下位7ビットの値は32高くなります。14 Bit CC#2を選択した場合、はじめに上位ビットがCC#2で送信され、次に下位ビットがCC#34で送信されます。NRPNモードでは、CVがNRPNメッセージに変換されます。このモードに設定した場合、NRPN番号を選択するよう求められます。7ビットと14ビット、2つのNRPNモードを利用できます。

MIDI CHANNEL
CV入力が使用するMIDIチャンネルを選択します。

CV DELAY
V/Octモードで特に便利な、CV読み取り時のディレイを設定します。 一部のシーケンサーでは、ゲートHIGHの送信とCVの送信との間に遅延が生じるため、この機能を利用することで古いメッセージの送信を回避できます。

RANGES
この画面では、CV入力とMIDI出力が機能する作動範囲
を設定することができます。また、ここでCV入力のカリブレーションも行うことができます。

  1. In Range 
    +10: CV入力は0から10Vの電圧幅を想定し、各電圧を具体的なMIDI値に変換します。10Vの電圧がMIDIメッセージの最大値となります。
    +5: CV入力は0から5Vの電圧幅を想定し、各電圧を具体的なMIDI値に変換します。5Vの電圧がMIDIメッセージの最大値となります。
    -5/+5: CV入力は負極の電圧も処理することができます。このモードでは5Vの電圧がMIDI値の64に、-5Vが-64に変換され、負の値は0にクリップされるため、フェーダーをSUMとしてリンクすると効果的です。
  2. Out Range
    MIDI RANGE: MIDI値の最小値と最大値を選択することで、入力をその範囲にスケーリングします。
    MIDI TRIM: これらの値でMIDIを制限し、設定値を超えるメッセージを送信しないようにします。この機能はスケーリングではなく、範囲をクリップします。
    各範囲値を設定するには、エンコーダーを回してクリックします。変更を保存せずに前の画面に戻りたい場合はCancelを、保存する場合はEndをクリックします。
  3. Calibration
    CV Thingsの2つのポイントのカリブレーションを実行します。この画面では、2Vと8Vを送信するように求められ、それらがどのMIDIノートに関連するかが示されています。入力幅で5Vを選択した場合、2つの電圧はそれぞれ1Vと4Vとなります。カリブレーションは、使用するCVソースがオフセットされている場合に便利で、これにより変換時のノートのずれを防ぐことができます。また、ソースCVのV/Octの直線性が完全でない場合にスケーリングを修正します。

    カリブレーションの手順: カリブレーションを選択する前に、カリブレートしたいCV入力でV/Oct to Noteモードが選択されていることを確認します。未選択の場合は、有効化するように求められます。
    モードの設定が済めば、シーケンサーやCVソースからのCV信号を接続して2Vを送信するようにセットし、画面の下部にある電圧メータを確認します。問題がなければC0/2Vと表示されるはずです。最初の行(2V 24 C0)が選択されるまでエンコーダを回し、エンコーダをクリックしてください。8Vの方でもこの手順を繰り返し、Endをクリックしてカリブレーションを終了します。変更を保存したくない場合は、Cancelをクリックします。

デジタル機能

本機のCV入力は、ゲート入力としても機能します。これらはDigital Functionsサブメニューからアクセスできます。

  1. Note Gate
    Gate入力がゲート信号を受信するたびにノートを立ち上げます。エンコーダーを押してノートナンバーを選択し、再度クリックして操作を確定します。ゲートHIGHでNote ONメッセージを送信、ゲートLOWでNote OFFを送信します。
  2. Note Latch
    このモードも基本的にはNote Gateモードと同じですが、ゲート信号が再びHIGHになるまでNote OFFメッセージは送信されません。
  3. CC Gate
    Gate入力がゲート信号を受信するたびにCCメッセージが送信されます。エンコーダーを押してCC番号を選択し、続けて押すことでCC Valueを選択、最後にもう一度クリックして作業を確定します。ゲートHIGHで選択された値のCCメッセージが送られ、ゲートLOWで2番目のメッセージがCC Value 0で送られます。
  4. CC Latch
    CC Gateと似た機能ですが、2番目のゲートがHIGHになるまでCC Value 0は送信されません。
  5. Clock
    クロックメッセージが送信されます。エンコーダーをクリックする事で、クロックの設定画面を開きます。ここでは、着信するクロック信号の乗法と除法、およびBPMの確認ができます。
  6. ST/SP
    Start, Stop, Continueメッセージの設定を行うメニューを開きます。使用するシーケンサーに応じて、いくつかの組み合わせを利用できます。
    - ST/SP Gate: ゲートHIGHでSTARTメッセージが、ゲートLOWでSTOPメッセージが送信されます。
    - ST/SP Latch: ゲートHIGHでSTARTメッセージが、再びゲートがHIGHになるとSTOPメッセージが送信されます。
    - START: ゲートHIGHでSTARTメッセージが送信されます。
    - STOP: ゲートHIGHでSTOPメッセージが送信されます。
    - CONTINUE: ゲートHIGHでCONTINUEメッセージが送信されます。
  7. Panic
    MIDI機器の一般的なパニック機能のように、ALL NOTE OFFメッセージを全チャンネルに送信します。
     

グローバル設定

パフォーマンス・スクリーンの表示中にエンコーダーを5秒間押し続けることで、グローバル設定にアクセスします。この設定画面では、プリセットの保存や読み込みなどを実行できます。

  • PANIC: 全チャンネルでNote OFFメッセージを送信します。メッセージが正常に機能しない場合にクリックします。
  • FACTORY RESET: モジュールを工場出荷時の初期状態で再起動します。
  • SAVE CONFIGURATION: 利用可能な2つのバンクのうち1つにモジュールの現在の構成を保存します。同時にモジュールは内部メモリに設定を保存し、MIDI出力を介してSYSEXメッセージを送信します。
  • LOAD CONFIGURATION: 2つのユーザーバンクのいずれかに保存された設定か、ファクトリー・プリセットのどちらかを選択できます。
  • GLOBAL CV CAL: すべてのCV入力を同時にカリブレートします。シーケンサーのような、多チャンネルのCVソースを使用する際に特に便利です。
  • OUT OF THE BOX CONFIGURATION: デフォルトで、CV Thingはモジュールのいくつかの機能を素早く確認できる初期設定となっており、各CV入力はCC14〜21にアサインされています。

CHORDモード

Gateを使用してMIDIノートを送信するモードを選択すると、バンク設定メニューの第1階層に新しいオプションが表示されます。これらは、単一のノートの代わりにコードを送信することができます。この新しいChordモードでは、使用するスケールとスケールのルート音、および送信したいコードの種類を選択できます。CVのモード、NOTESとデジタル機能はChordsオプションの影響を受けません。

  • SCALE MODE
    このオプションでは、CVがクォンタイズされるスケールを選択できます。選択されたスケールにCVが一致しない場合は、スケール内の前の最も低い音階を送信します。
  • ROOT SCALE
    スケールの調性を選択します。
  • CHORD TYPE
    送信するコードの種類を選択します。スケールを選択すると、コードの種類はスケールごとにあらかじめ設定されています。スケールを選択した場合、
    No Chord (1つのノートを送信)、Dianic Triad (三和音)、Diatonic Triad +7th (7度を含む四和音)を選択できます。
    スケールが選択されていない場合(Full Scale)は、幅広いコード・リストの中から選択できます。
  • CHORD VOICING
    このオプションでは、コードの転回、オープンコード、およびドロップ・ヴォイシングを選択できます。これらはコード内で特定の音符を移動することで、特別な柔軟性を提供します。ドロップ・ヴォイシングは、音符の1つを1オクターブ下げることで作成されます。上から2番目の音符が下げられた場合ドロップ2と呼ばれ、上から3番目の音符が下げられた場合はドロップ3と呼ばれます。
    オープンコードもドロップ・ヴォイシングのように作成されますが、音符を下げる代わりに1オクターブ上げます。
    コードの転回は、ルート音を最も低い音階としないコードであり、各転回はルート音を保持して各音符を1オクターブ下げることで作成されます。したがって利用できる4音のコードは、Drop3、Drop2、Inversions、Open2、Open3となります。それぞれがルートコードと3つの転回で、Closed Chordを中心に上下に音階を開きます。

SYSEX機能

CV Thingでは、SYSEX(System Exclusive Messages)を介して、外部に設定プリセットの保存と読み込みを実行できます。この処理は、多くのアプリケーション(DAWや特定のMIDIアプリなど)で行うことが可能で、古いデジタル機器をお持ちの方には新しい用語ではないでしょう。ここでは、MIDI OXを使用したとても簡単で早い方法を紹介します。

  • Saving Preset
    MIDI OXは、Windows(およびWine-HQ経由のLinux)用のフリーソフトで、*mid/*syxファイルを再生し、それらをCV Thingにアップロードすることができます。はじめに、USBコネクタ(Tyoe A to Type B)経由でモジュールをPCに接続します。次にMIDI OXを起動し、メニューバーの[Options]をクリックし、[MIDI Devices...]のMIDI入力でCV Thingを選択し、[OK]をクリックします。
    続いて[View]>>[SysEx...]と進み、新しいウィンドウ(SysEx View & Scratchpad)で[SysEx >> Receive Manual Dump...]をクリックします。プログラムはSysExメッセージの受信待機状態となります。この状態で、CV ThingのGlobal Settings画面(パフォーマンス・スクリーンでエンコーダーを2秒間ホールド)を開き、[Save Conf.]を選択、バンクを選択し、再度MIDI OXを確認します。手順に問題がなければ、MIDI OXが受信するファイルサイズを示すメッセージを確認して[Done]をクリックします。[Display Window]>>[Save As...]と進み、ファイルに名前をつけて任意のフォルダに保存します。
  • Loading Preset
    MIDI OXを起動し、メニューバーの[Options]>>[MIDI Devices...]のMIDI出力でCV Thingを選択し、[OK]をクリックします。次に[View]>>[SysEx...]と進み、新しいウィンドウ(SysEx View & Scratchpad)で[File>>Send SysEx File...]をクリックし、ロードするSysExファイルを選択して[Open]をクリックします。ステータス・バーの進行が済み次第、モジュールの画面にダイアログが表示されます。[Load SysEx]を押してバンクを選択し、Discardをクリックして完了となります。
  • Firmware Update
    CV ThingのソースコードはVCMCモジュールに基づいているため、コードはVCMCと同じレポジトリに格納されています。
    1. githubのCV Thingフォルダから最新のファームウェア・ファイルをダウンロードします。
    2. Teensy uploaderアプリをインストールします。
      https://www.pjrc.com/teensy/loader.html
    3. USBケーブルを使ってモジュールとコンピュータを接続します。
    4. Teensy uploaderを起動し、hexファイルをロードします。アプリから求められた場合は、Teensyのボタンを押して転送を開始します。
  • WEB Editor
    Webエディタを使って、CV Thingを簡単に設定できます。リンク先のページでは、設定を生成してCV Thingに送信することが可能です。また、行った変更をリアルタイムでページに表示するライブ機能も備えています。ページはWeb MIDIを利用できるブラウザのみで機能します。
    https://www.befaco.org/VCMCconfig/  

 

DEMO

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