CGM Creative Mixer Series

CGM Creative Mixer SeriesはFrap Toolsのハイエンドなユーロラックミキサー／チャンネルストリップソリューションです。Quad Stereo ChannelやStereo Channelのような複数のチャンネルモジュールをGroupモジュール(新バージョン/旧バージョン)でまとめ、さらに複数のGroupモジュールをまとめて最終出力やヘッドホンモニタリングを行うMasteroneに接続することで、ラックの各所でまとめたGroupミックスをまとめあげるといった複雑なミキシングコンソールまで構築可能です。

CGM Creative Mixerシリーズの構造。

チャンネルモジュールの中でも、Quad Stereo Channel(QSC)モジュールは4つのステレオ入力を持ったミキサーモジュールで、単体でもパンニングやエフェクトセンドまで行えるので単体のミキサーモジュールとしてお勧めです。まずはQSCを導入し、必要であればStereo Channelを追加、Groupモジュールでまとめるという拡張を行っていくことも可能です。

接続方法

 
接続の様子。左から、Masterone, Group, Stereo Channel, Quad Stereo Channel

CGMシリーズを接続して最小限のコンソールシステムを作る場合、Group、Masteroneに付属するケーブルで構築可能です。上の画像では、Master-Groupの下にStereo Channel1つ、Quad Stereo Channel1つを接続しています。
ケーブルは、左から

1. Masteroneから出て曲がっているケーブル: Masteroneの電源ケーブル
2. MasteroneーGroup間: Masteoneに付属の1 Master to 1 Groupケーブル
3. GroupーStereo ChannelーQuad Stero Channel間(ペア): Groupに付属のGroup to Channelsケーブル。これはコネクタ間隔が6HPの旧バージョンで、QSCの登場に伴い現在のQroup to Channelsケーブルは18HP間隔になりました。
4. Quad Stereo Channelから出て曲がっているケーブル: QSCの電源ケーブル。ここから取られた電力は、Group to Channelsケーブルを通じて繋がっているStereo Channel、Groupモジュールにも供給されるため、一つのGroup下で電源に接続するのはどれか一つのチャンネルモジュールで十分です。

上記の状態では、あと一つStereo Channelを追加することができますが、更なる拡張を行う場合には次のようなケーブルを使用します。

1. 接続するチャンネルを増やしたい場合・・・Group to Channelsケーブル

2. 複数のGroupをMasteroneに繋ぎたい場合・・・上記画像の1 Master to 1 Groupケーブルの右端の空いているソケットに別売りのGroup to Group Extensionケーブルを繋ぐことで、離れた位置にも追加のGroupを配置することができます。