XAOC Devices Poczdam
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 30mm
Current: 20mA@+12V, 10mA@-12V
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 30mm
Current: 20mA@+12V, 10mA@-12V
Poczdamは、同社のライプニツ・サブシステムのためのバイナリデータ・ルーティングソリューションです。 Poczdamを使用することで、2つのライプニツ・ソース間のマニュアルおよびリモートでのスイッチング、データ・ストリームの個々のビット変更、内蔵のVCOまたは任意の外部クロック信号によるデータの再クロックが容易になります。本機は複数のモジュール間のデータフローの再構成を要する、複雑なライプニツ・セットアップにおいて特に便利ですが、波形のスプライスやリズミックなループの破壊、デジタル・カオスの生成といった小規模でクリエイティブなパッチにも有効です。
Poczdamの主要機能は、モジュール背面にある2つのLeibniz Inボートに接続された、2つのデータソース間の切り替えです。この切り替えは、フロントパネル上部のSOURCEとラベルされた照光式のボタンによるマニュアル操作、またはSOURCE SELECT入力へのトリガー/ゲート信号によって実行されます。
このデータソースは、関連するクロックと共に選択され、背面のLeibniz Outヘッダーへと送られます。また、選択されたソースからのデータはフロントパネルの8つのバイナリのINCOMING DATA OUTPUTSジャックのバンクからも利用可能です。
さらにデータのビットとは別に、選択されたソースのクロックをINCOMING CLOCK OUTジャックから利用できます。
8つのビット出力ジャックの右側は、8つのOUTGOING DATA INPUTSバンクです。これらに接続された信号はライプニツ・データに変換され、背面のOUT 2ヘッダーに送られます。OUTGOING DATA INPUTSの各々はすべて、対応するINCOMING DATA OUTPUTSからの信号に正規化することも可能で、このノーマリゼーションはLINKボタンで有効化できます。
OUT 2ヘッダーに送られたデータは、デフォルトではOUT1と同じクロックを使用しますが、フロントパネルのOUTGOING CLOCK INPUTに信号をパッチすることでクロックを置き換えることも可能です。特に適切なオプションの一つとして、内蔵のローカル・クロックジェネレーターの使用が考えられます。この周波数はRATEノブ、およびRATE入力にパッチされたCVでコントロールできます。このクロックはフロントパネル上の小さなスイッチで切り替えできる3つの範囲で動作可能で、中央位置のHzでは0.8-15000Hz、下位置のkHzでは7kHz-120kHz、上位置のMHzでは0.1MHz-2MHzとなり、OUTジャックから利用できます。