Shakmat Modular Bard Quartet
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 29mm
Current: 60mA @ +12V, 10mA @ -12V
Manual Pdf (English)
Format: Eurorack
Width: 10HP
Depth: 29mm
Current: 60mA @ +12V, 10mA @ -12V
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Shakmat Modular Bard Quartetは、プログラム可能な4チャンネルのクォンタイザーです。4つのチャンネルと統合されたキーボードにより、4つまでの異なる楽器をコントロールできるBard Quartetは、音楽的アイデアから心地よいカルテットを生み出します。また、カスタマイズできる8つのハーモニック・プログレッションをノブで自在にナビゲートし、曲全体を作り上げることができます。
Bard Quartetは、320のスケール(4チャンネル、8つのハーモニー、10のメモリー・スロット) を記憶することができます。加えて、柔軟にカスタマイズできるマイクロ・チューニングとアルペジエイター機能、および3つのアサイン可能な入力と出力を備えます。
鍵盤状に配置された12個のボタンを使って、チャンネルごとにスケールを設定します。アクティブな音階のボタンは、選択された他の音階のものよりも明るく点灯するため、リアルタイムで音階を確認できます。編集するチャンネルは、Harmonyノブの下の4つのChannelボタンで選ぶことができます。
使用するチャンネルごとのスケール設定が済んだら、Harmonyノブを操作して8つの異なるハーモニーの位置でこの作業を繰り返すことができます。 これにより、曲構造の基礎となる和声進行が作成され、ノブを回すことで異なるハーモニーに素早くアクセスできます。
Bard Quartetでは、最大で4つまでのチャンネルをグループ化することができます。 Channelボタンを押しながら他のChannelボタンを押すことで、1つ目のチャンネルのスケールが2つ目のチャンネルにコピーされ、両チャンネルに適用する共通のスケールを編集することができます。あらゆる組み合わせのグループを作成可能で、グループ化されたチャンネルのChannel LEDは全て同時に点灯します。
Editボタンを長押しすることで、チャンネルごと、およびハーモニーごとのオクターブ切り替え、トリガー出力、ゲート入力、トランスポーズ入力機能の編集メニューにアクセスします。メニューがアクティブの間はEditボタンが点灯し、ボタンを再度押すことでメニューを退出します。
各チャンネルは、アルペジエイターとしても使用することができます。アルペジエイターに設定されたチャンネルは、CV入力への電圧の変化ではなく、トリガー信号に反応するようになります。ARPGボタンを押すことでボタンが点灯し、アルペジエイター・メニューにアクセス中であることを示します。ボタンを再度押すことでメニューを退出します。任意のチャンネルをアルペジエイターに設定するには、ARPGボタンを押しながら目的のChannelボタンを押します。設定されたチャンネルのボタンが点滅に変わり、アルペジエイター・モードであることを示します。チャンネルをアルペジエイターに変更すると、すべてのハーモニー・ロケーションに適用されます。また、Arpeggiatorメニューでは、アルペジエイターのモード、チャンネルごと、およびハーモニーごとのオクターブ・スプレッドを設定できます。
Bard Quartetが備えるマイクロ・チューニング機能は、12平均律の各音符を半音の上下50セント幅でデチューンさせることができます。μTuneボタンを押すことでボタンが点灯し、Microtunigメニューにアクセス中であることを示します。ボタンを再度押してメニューを退出できます。
各チャンネルおよびハーモニーでデチューンさせる音符は、Keyboardボタンで個々に選択することが可能で、デチューニングはHarmonyノブで行います。上のイメージのように、ノブが中央位置の時は調和状態となり、ノブを右に回すと音符を+50セントまで、左に回すと-50セントまでの範囲でデチューンさせることができ、デチューンされた音符のKeyboardボタンが点滅に変わります。特定のチャンネルおよびハーモニーの全ての音符のマイクロ・チューニングを消去するには、μTuneボタンを4秒間押し続けてボタンが点滅したことを確認します。Microtuningメニューを退出する際、再生中のハーモニーに対してHarmonyノブの位置が一致しない場合がありますが、現在のハーモニー値を通過することでノブの位置が再び同期されます。
8つのハーモニーへの進行を含む現在の設定は、不揮発性メモリーの10個のスロットに保存することができます。Memoryメニューにアクセスするには、EditボタンとARPGボタンを同時に押します。これによりEditボタンが点灯、ARPGボタンが点滅に変わり、Memoryメニューにアクセス中であることを示します。このメニューは、メモリー・スロットの読み込みと書き出しに加え、スロット内の操作も含みます。Memoryメニューを退出するには、ARPGボタンとEditボタンを押します。
EditボタンとμTuneボタンを同時に押すことで、Optionsメニューにアクセスします。Editボタンが点灯し、μTuneボタンが点滅に変わってOptionsメニューにアクセス中であることを示します。このメニューは、チャンネルのグループ化に関する異なるオプションや、チャンネル間の相互作用のオプションを備え、これらの設定は現在のスロット全体に適用されます。Optionsメニューを退出するには、EditボタンとμTuneボタンを押します。
Editメニュー、またはArpeggiatorメニューで設定を選択した場合、これらは特定のチャンネルの独立したハーモニーに適用されますが、Keyboardボタンで設定を選択する前にChannelボタンを押したままにすることで、設定を特定チャンネルの全ハーモニーに一般化することができます。
特定のハーモニーのスケール、エディット、アルペジエイターの設定を、別のハーモニーを演奏しながら編集することができます。μTuneボタンが押されたままになると、モジュールは再生中のハーモニーからHarmonyノブを分離します。これにより、Harmonyノブは編集したいハーモニーを自由にナビゲートできるようになります。μTuneボタンが離されると、Harmonyノブは再生中のハーモニーに再び追随します。また、この機能を使って隣接していないハーモニーを簡単にナビゲートできます。
Bard Quartetは、V/Oct基準のユーロラック機器のコントロールだけでなく、Hz/Vや1.2V/Oct規格の楽器もコントロールすることができます。特定のチャンネルの出力基準を変更するには、Microtuningメニューに入り、続けてμTuneボタンを押しながらChannelボタンを押します。出力基準はChannelボタンの点滅パターンで以下のように示されます。
工場出荷時のメモリを復元するには、電源投入時にARPGボタンを押したままにし、μTuneボタンを押して適用します。ファクトリー・メモリが復元されるまで、全てのボタンが点滅します。