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Frap Tools Falistri

¥49,900 (税抜 ¥45,364)
現代的な視点から実用的な機能を揃えた西海岸シグナルプロセッサー/ファンクションジェネレーター

Format: Eurorack
Width: 18HP
Depth: 38mm
Current: 170mA@+12V, 170mA@-12V
Manual Pdf (English)

在庫あり。15時までのご注文で即日発送します/In Stock: Ships immediately

MUSICAL FEATURES

Frap Tools Falistriは、電圧の生成と編集のためにデザインされた完全アナログの多用途なムーヴメント・マネージャーです。Falistriは大きく4つのセクションに分かれており、パネル上部のセクションは2基のファンクション・ジェネレーター、パネル下部はデュアル・カスケイデッド・フリーケンシー・ディバイダーとリニア・スルーリミッター、および四象限マルチプライヤー(リングモジュレーター)で構成されます。 

HOW TO USE

Falistriのフロントパネルは機能セクション毎に色分けされています。また、各パラメーターに関連するシグナル入出力やノーマライズが施された信号経路を示す点線や実線をラベルすることで、目的の操作をスムーズに実行できます。 

Interface

 
マウスオーバーで各部の説明が表示されます

 

Function Generators

2基のジェネレーターは、必要な機能を素早く直感的に獲得できるように設計されており、多くの入出力を提供することで時間およびトリガーを動的に変更できます。このデザインの最大の特徴は、以下のようなスロープ形状の管理方法にあります。

  • 形状に依存しないデュレーション - エンヴェロープのシェイピング時、必要なRiseおよびFallの時間値(オシレーターとしての使用時はループ時間)を変更することなくスロープ形状を対数形から線形、指数形へと自由にモーフィング可能です。
  • 形状はステージ毎に調整可能 - 対数形のRiseと対数形のFall、線形のRiseと対数形のFall、または他のあらゆるモードの組み合わせに設定できます。形状コントロールは連続可変式のため、これらの形状の間であればどのようなブレンドも可能で、コントロール電圧としても、オーディオソースとしても、深い音の彫刻が可能です。

Times

各ステージの時間は、RiseおよびFallノブで設定します。Riseノブはファンクションが最大レベルに到達するまでの時間を、FallノブはファンクションがRiseステージ後(Transientモード時)またはHold後(Holdモード時)に減少し、「休む」までの時間を設定します。これらのパラメーターは対応するジャックを使用して、あらゆるCVで個別にモジュレート可能です。あらゆる正極電圧はノブ値を増加させ、負極電圧は減少させます。これらのパラメーターは、Rise CV InとFall CV Inの両方に接続されたV/Oct入力を介して同時にモジュレートすることも出来ます。この入力は個別CV入力と逆に作用します。正極の電圧は時間を減少させ、負極のものが上昇させます。様々なオクターブにわたって完璧な動作を得るためには、RiseステージとFallステージの両方を同等の値にしておくことで、V/Octコンバーターのように利用できます。参考動画リンク1, 2, 3

Time Scaleスイッチは、各ジェネレーターのRiseとFall、両ステージの時間係数をスケーリングします。2つのマニュアル・ボタンと外部トリガー/ゲート入力は以下の3つのモードで利用可能です。

  • Loop - Fallステージの終点でRiseの始点をトリガーします。トリガー入力を必要としませんが、入力がある場合はRiseステージを再びトリガーします。LFOやオシレーターとしての使用に適しています。
  • Transient - Riseステージの開始には、トリガー/ゲート信号のローからハイへの遷移のみが使用され、FallステージはRiseの終点で自動でトリガーされます。ワンショットのRise-Fallファンクション、またはADエンヴェロープとして利用できます。
  • Hold - Riseステージの開始に、トリガー/ゲート信号のローからハイへの遷移が使用され、Fallステージはトリガー/ゲート信号のハイからローへの遷移によってトリガーされます。ファンクションをトリガーする信号がRiseステージよりも長く「ハイ(1.5V以上)」の状態になる時、生成されるファンクションが「Hold」ステージを持つことでAHRエンヴェロープとなります。Hold時間はゲート幅とRise時間との差で、ゲートがローになるとFallステージがトリガーされます。スイッチがTransientまたはHoldの時にTrigger/Gate入力ジャックに正極の電圧を入力することでPlayモードはLoopとなります。オーディオレートの信号を入力すれば更に実験的な効果を生み出します。また、Force Loop入力はスイッチ位置に関わらずゲート=ハイの入力でPlayモードをLoopに強制します。参考動画リンク

Shapes

各ステージの形状は、各タイム・ノブの下にある小型のノブを使用して対数形から線形、指数形へと、3つの形状間を個別にモーフィング可能です。ここで重要なのは、形状の変更は時間的な要素から完全に独立しているという事で、エンヴェロープやLFOの期間に変更を与えることなく、またオシレーターとしての使用時にはピッチに影響を与えずに異なる波形を自由に演奏できることを意味します。参考動画リンク

Trig and Modes

エンヴェロープはTrigger/Gate入力、およびTrigger/Gateボタンを介して手動で、または外部信号でトリガーできます。トリガー信号とゲート信号のスレッショルド値の詳細はマニュアルをご覧ください。ファンクション作動中のあらゆるリトリガー信号はファンクションのRiseステージを呼び戻します。

  • ファンクションが既にRiseステージの場合、変更はありません 
  • ファンクションがHoldステージの場合、変更はありません
  • ファンクションがFallステージの場合はFallステージを終えたレベルから再びRiseに戻ります
  • ファンクションがRestステージの場合、新規ファンクションを起動します

Falistriはトライアングル・コアのジェネレーターであり、コアの後にウェーブ・シェイパーステージが適用されるため、Fallステージ中に再トリガーが起こり、リニア以外の波形を使用している場合は幾つかの興味深い不連続性が発生します。

Green Alternative Retrig (On Rest)

緑色、2基目のジェネレーターはモジュール背面のスイッチで有効化できる独自の機能を提供します。

  • To Rise(上位置)- 黄色のジェネレーターと同一の作動 
  • On Rest(下位置)- ジェネレーターがRestステージ中にのみ、Retrigを受け付けます

On Rest機能は、ジェネレーターをフォルマント・オシレーターのように使用することができます。 この機能は、デザインしたファンクションのスペクトル成分を数音にわたって大まかに維持し、この「スレーブ」期間が「マスター」期間よりも長い場合には、トリガーに使用した外部周波数の周波数分割(/2、/3、/4、/n...)が行われます。緑色のジェネレーターがOn Restに設定され、PlayモードがTransientに設定されている時はTrig/Gate LEDが光りません。ジェネレーターがTo RiseかOn Restのどちらに設定されているかを確認するには、ジェネレーターをTransientモードに設定し、Trig/Gateボタンを押します。LEDが光る場合はTo Riseに、光らない場合はOn Restに設定されていることが確認できます。なお、Quadratureモードでの作動時はスイッチ位置に関わらずTo Riseモードとなります。参考動画リンク

Outputs

各ジェネレーターは2つのゲート出力と3つのCV出力、計5種類の出力を備えます。

  • バイポーラーCV出力:±5V範囲。LFOやオーディオレイトのオシレーターとしての利用に適しています。
  • ユニポーラーCV出力:0/+10V。一般的なエンヴェロープ等に適しています。
  • アテヌバーター付きCV出力:0から+10Vまで、または0から-10Vまで任意の極性と振幅に調整できます。参考動画リンク1, 2
  • EOR(エンド・オブ・ライズ)ゲート出力:Riseステージの終点でゲートを出力
  • EOF(エンド・オブ・フォール)ゲート出力:Fallステージの終点でゲートを出力

Quadrature

「Q」とラベルされたスイッチを右位置に設定することでQuadratureモードを有効化します。Quadratureは、2基のジェネレーターのステージを連結することで、より複雑なファンクションを生成する特別な機能で、ステージ同士が互いに依存するエンヴェロープのペアと考えることもできます。一例として:

  • サイクル開始 → 黄色ジェネレーターがRiseを開始
  • 黄色のRise終了 → 緑色がRise開始/黄色はHold
  • 緑色のRise終了 → 黄色がFall開始/緑色はHold
  • 黄色のFall終了 → 緑色がFall開始/黄色はRestへ
  • 緑色のFall終了 → サイクル終了

Quadratureを実行するには、Qスイッチを右位置に設定し、緑色ジェネレーターをHoldモードに設定します。これにより、黄色ジェネレーターの作動モードに基づく3種類の結果を獲得できます。

Yellow in Loop:緑色のFall終了で黄色のRiseステージから自動で再開するループ型のQuadrature

Yellow in Transient:単発のQuadratureサイクル

Yellow in Hold:単発のQuadratureサイクルで、黄色のHoldステージは、緑色のRise時間と、黄色のジェネレーターをトリガーするためのインパルス/ゲートの長さの両方に依存します。On Rest項での説明どおり、Quadratureモードは緑色のOn Rest機能を無効化します。

ADSR

Quadratureの有効時、Max出力とアテヌバーターで相対的レベルを設定することで、ADSRやAHDSRといったエンヴェロープを作成できます。Attackは黄色のRiseでコントロール可能で、Holdが必要な場合は緑色のRiseおよび黄色のHold(黄色=Holdモード)で定義します。黄色のFall開始時、緑色のジェネレーターは黄色のエンヴェロープが終点に到達するまでHoldモードとなります。緑色のHoldレベルはアテヌバーターで設定します。黄色のFallレベルが緑色のHoldレベルよりも高い間は、エンベロープはDecayステージとなります。緑色のHoldステージのレベルが黄色のFallよりも高くなると、エンベロープはSustainステージに入り、その期間は黄色のFallタイムで設定します。黄色のFallが終了すると、エンベロープは緑色のFallタイムで設定されたReleaseステージを開始します。参考動画リンク1, 2, 3, 4

Function Processors

Dual Cascaded Frequency Divider

フリップ・フロップ、またはサブ・オクターブ・プロセッサとしても知られるこれらの各プロセッサは、ローからハイへの遷移を検知するたびに自身の論理状態を変更します。上下2つのDCFD回路は単一の入力信号から1/2と1/4の出力を獲得するためにセミ・ノーマライズされています。出力レンジ切り替えスイッチを上位置に設定する事でユニポーラー信号(0V/+10V)を、下位置ではバイポーラー信号(±5V)を生成します。入力にオーディオ信号を使用した場合にはサブオクターブ・ジェネレーターのように機能します(キャリアは矩形波またはパルス波が良いでしょう)。クロック信号を入力した場合にはクロック・ディバイダーのように機能します。トリガー信号を入力とした場合の出力は常にゲートとなります。これはフリップ・フロップ回路が新規の上昇エッジの入力を検知するまで、自身の状態をハイまたはローに保持するためです。また、SAPEL等からのランダム・クロックを使用した場合は興味深い可変幅のゲート・シーケンスを作成できます。下図の例では入力にクロックを使用し、1/2および1/4のクロック周波数を獲得しています。

次の例ではランダムなクロックを入力としています。

最後の例は、矩形波状の波形をオーディオレイトの入力とし、-1と-2オクターブを出力しています。

 参考動画リンク1, 2

Four-Quadrant Multiplier

Four-Quadrant Multiplier(4QM)は、2つの信号を互いに1つずつ加算していく回路です。VCAと似ていますが、主な違いは両入力にバイポーラー信号を入力することで、正負の極性を自由に組み合わせることができることです。これはリング・モジュレーターバランスド・モジュレーター、またはスルーゼロVCAのように考えることもできます。極めて優れた直線性とDCから20KHz以上の帯域幅を持ち、演算の結果は使用するソースに大きく依存します。4QMの2つの入力ジャックのうち、上の入力1は黄色ジェネレーターのユニポーラー出力に、下の入力2は緑色のユニポーラー出力にセミ・ノーマライズされています。これにより、パッチケーブルを使うことなく黄色をエンヴェロープに、緑色をオーディオ・ソースとして使用することも可能です。Levelノブは、2つの信号の量を設定することで出力全体に影響を与えます。また、4つのLEDマトリクスは現在どの象限が使用されているかを示します。入力1はLEDを垂直方向に動かし(下がマイナス、上がプラス)、入力2はLEDを水平方向に動かします(左がマイナス、右がプラス)。

Amplitude Modulation & Ring Modulation (2 vs 4 quadrant)

使用する信号の一方がバイポーラー、もう一方がユニポーラーの時、4QMは事実上リニアVCAのように機能します。これはデフォルトの動作で、仮に緑色ジェネレーターがオシレーターとして作動している時、黄色ジェネレーターが振幅をコントロールすることを意味します。この設定ではFalistriをシンプルながら実践的なシンセボイスとして使用できます。参考動画リンク

黄色のジェネレーターもオーディオレイトに設定すると、Falistriはアンプリチュード・モジュレーション(AM)を開始します。AMはアンバランスド・モジュレーションとも呼ばれます。これは2つの信号のうち1つが正極のみで、仮想デカルト平面の4象限のうち2つだけが使用されるためです。アンプリチュード・モジュレーションの結果として、キャリアの周波数を維持したまま「サイドバンド」と呼ばれる周波数が加わった信号が得られます。両信号が純粋なサイン波の場合、これらのサイドバンドは2つになります。つまり、キャリアとモジュレーターの周波数の和と差であり、その振幅はモジュレーション量に依存しますが、キャリアの振幅の半分を超えることはありません。モジュレーターの周波数がキャリアの周波数よりも高く、その差が負の周波数になる場合は、位相が反転して聞こえます。

両信号がバイポーラーの場合、Falistriはリングモジュレーション(RM)と呼ばれる、4象限(正負の極性の組み合わせ)をすべて使用する「バランスド・モジュレーション」を実行します。RMの結果はAMとよく似ていますが、大きな違いは、RMではキャリア周波数が抑制され、サイドバンドが唯一の可聴出力となることです。この場合、その振幅はキャリアの振幅と同じになります。参考動画リンク

フロントパネルの4QMセクションには小さなトリマーを備えます。これは、ゼロに落ちるユニポーラーのエンベロープと一使用する際のゼロレベルを設定するのに便利で、低次アッテネーションの原因となるDCオフセットを減らすことができます。

Linear Slew Limiter

Linear Slew Limiterは、クォンタイズされたCVを使用した場合のポルタメントまたはグライドとしても知られています。このセクションでは、着信信号の上昇時と下降時のエッジを独立してコントロールすることで、あらゆる種類の電圧の遷移を平滑化します。左のノブは入力にパッチされた上昇電圧のスルーを、右のノブは下降電圧のスルーを設定し、結果が出力へと送られます。2つのLEDはプロセッサーの作動状況を確認するのに役立ちます。

 

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