Joranalogue Delay 1
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: 30mm
Current: 125mA@+12V, 95mA@-12V
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: 30mm
Current: 125mA@+12V, 95mA@-12V
Joranalogue Delay 1は、現代の音楽的用途に合わせて調整された多数の機能を備える、完全アナログ設計のBBDに基づくディレイ・モジュールです。 デジタルのオーディオ・プロセッサが抱えるレイテンシー問題に対して、アナログ回路は高い即応性で知られています。テープやデジタル・メモリを使わずに、意図的に信号を遅延させたい場合に有効な回路がBBD(Bucket Brigate Delay)ラインです。この回路は、一連のコンデンサが着信信号を高速で通過させることで信号を遅延させます。
Delay 1が実装する温度保証型の高周波VCOは、ディレイラインを1ミリ秒から50ミリ秒以内で駆動するために必要な「クロック」信号を供給します。駆動周波数を20kHz以上にすることで、従来の「BBDクロックの唸り」の問題を解決し、同時に広い範囲のディレイタイムが提供されます。Dry/Wetのブレンド、フィードバック、ダンピングの各パラメータを使って、古典的なコーラス、フランジャー、エコーエフェクトを簡単に作成することができます。
歪みとノイズを大幅に減らすために、Delay 1は新規に開発されたコントロール回路を実装します。内蔵のコンパンダーは信号のダイナミクスを維持しながら、様々な信号レベルに置いて忠実度を向上させます。
モジュールの「分相/Split Phase」トポロジーは、2つの異なるDry/Wetミックスを提供します。これらはモノラル信号をステレオに変換するために使用可能で、補完的なコム・フィルタリングなどにも有用です。
また、Delay 1は弦や打楽器のようなサウンドを作成するための技術、「カープラス・ストロング」シンセシスも実験できます。これはPluck入力によって駆動される内蔵のノイズ・トランジェント・ジェネレータと、クロックVCOの1V/Octレスポンスによって容易に実現できます。