Ritual Electronics Flexibilite
Format: 1U(電源はユーロラック3Uと共用)
Width: 10HP
Depth: 35mm
Current: 10mA@+12V, 7mA@-12V
Format: 1U(電源はユーロラック3Uと共用)
Width: 10HP
Depth: 35mm
Current: 10mA@+12V, 7mA@-12V
Flexibiliteは、1Uフォーマットのエクスプレッションペダル・インターフェースです。 エクスプレッション・ペダルを接続し、モジュールを足でコントロールすることができます。
デフォルトでは、フットペダルで減衰させることができる0V-5Vの信号(ユニポーラー)、または-5V/+5Vの信号(バイポーラー)を生成します。
Flexibiliteは外部信号入力を備えているため、オーディオのボリューム・ペダルとして、またはCV信号のアッテネータ/アテヌバーターとしても使用できます。
エクスプレッション・ペダルは、デジタル・アンプやラック・エフェクト、MIDIコントローラーやキーボードなどの音楽機材の様々なパラメータ・コントロールに使用されます。エクスプレッション・ペダルはサウンドそのものを生成しませんが、接続されたデバイスの様々な側面を遠隔操作するため、シンプルに足でコントロールする' リモート・ノブ 'と解釈することができます。
ペダルの内部には、ペダルに相対して動くポテンショメータ(可変抵抗)があります。このポテンショメータは、コントロールするデバイスのエクスプレッション・ペダル入力に接続する出力ジャック、または出力ケーブルに接続されています。インラインのボリューム・ペダルとは異なり、エクスプレッション・ペダルは楽器の信号チェーンには接続しないため' 入力 'はありません。コントロールされるデバイスのエクスプレッション・ペダル専用入力に接続される出力が1つあるだけです。このデバイスは、ポテンショメータを通過するケーブルの導線のひとつにCVを送信し、通過後は別の導線を介してCVを戻します。ペダルが上下に動かされることでポテンショメータ内の抵抗値が変化し、戻される入力CVの量が増減します。通常エクスプレッション・ペダルは、接続されているデバイスによってCVが生成されるため、自身の電源を必要としないパッシヴ機器です。
Flexibiliteは+5V、または入力信号をペダルのポテンショメータに送り、元の信号がどれくらい戻ってくるのかを読み取ります。この動作のためには、TRS( "Tip/Ring/Sleeve" or "Stereo" )ケーブルを採用するエクスプレッション・ペダルが必要になります。使用するペダルのモデルによって、内部ポテンショメータからケーブル・エンドへのワイヤリングが異なる場合があります。
Flexibiliteは、モジュール背面に極性スイッチを備えています。このような極性に関する業界の基準が存在しないため、スイッチには何もラベルされていません。市場のエクスプレッション・ペダルの多くは独自の極性スイッチを備えていますが、Flexibiliteの動作が正常でないと感じた際はモジュールの極性スイッチ設定の変更をお試しください。
なお、FlexibiliteはTS( "Tip/Sleeve" or "Mono" )ケーブルを採用するペダルでは動作しません。
下記のウェブサイトでは、市場の大半のエクスプレッション・ペダルの仕様や極性が確認できます。
http://expressionpedals.com/list-of-expression-pedals
Uni(polar)
入力がない場合、モジュールは0V(ペダル全閉)から5V(ペダル全開)範囲の電圧を出力します。
信号が入力されている場合は、出力信号なし(ペダル全閉)から等倍信号(全開/減衰なしのオリジナル信号)が得られます。
Bipolar
入力がない場合、モジュールは-5V(ペダル全閉)から5V(ペダル全開)範囲の電圧を出力。途中で0Vを得ることも可能です。
信号が入力されている場合、Flexibiliteはアテヌバーターのように機能します。ペダルを閉じると-1倍(信号反転)、途中から0(反転した信号を0に減衰、その後オリジナル信号を減衰)、ペダルを全開にすると1倍(減衰なし)となります。