MUSICAL FEATURES
L-1 Quad VC Equalizerは、4チャンネルのVCパラメトリック・イコライザー/レゾネイターです。各チャンネルは同一の帯域を持つバンドパス・フィルター回路を実装。チャンネル1はハイパスモードへ、チャンネル4はローパスモードへの変更が可能で、これによりローシェルフ/ハイシェルフとしても機能します。
HOW TO USE
それぞれに独立した入出力を持つ4チャンネルのパラメトリック・イコライザーは直列で接続されており、各チャンネルの出力は後続チャンネルの入力へノーマライズされています。チャンネル1と2をSUM出力から切り離したいなどの場合は、チャンネル3の入力に新しい信号を入力します。
チャンネル毎の全パラメータはCVコントロール可能で、加えて全チャンネルの周波数、帯域幅、および振幅を同時にコントロールするマスターCV入力を備えます。
フロントパネルのDIPスイッチをオンにする事でレゾナンス・ループを作成、LEVELが正極の場合にフィルターは自己発振を始めます。これはV/Octトリミングに利用できる他、シンプルにサイン波としても機能します。
Controls
- FREQUENCY: 帯域のピーク周波数を10オクターブ幅でコントロールします。CV入力は0Vから10Vの入力電圧に1V/Octで応答し、基礎周波数は基板上のトリムポットで調整可能です。
- BANDWIDTH: 帯域幅を0.8から24セミトーンでコントロールします。CV入力は-5Vから+5Vとなります。
- LEVEL: チャンネルの振幅を±16dB幅でコントロールします。正極に設定する事でバンドパスモードとして、負極ではノッチモードとして有用です。CV入力は-5Vから+5Vとなります。