Befaco Octaves VCO

MUSICAL FEATURES

Octaves VCOは乗算された周波数の波形を重ねることで、連続するオクターブで6つのパルスを生成し、それぞれに共通のPWMとボリュームコントロールを提供します。 Octaves VCOの出発点となる波形は三角波オシレーターで、その周波数を複数回倍加して2倍周波数の三角波を得ます。その後、これらの三角波をコンパレータに通し、可変幅のパルスに変換します。

このオクターブ生成方法は、従来のパルスディバイダー方式とは2つの点で異なります：

• すべての生成されたパルスにパルス幅変調（PWM）があります。このPWMは対称的で、パルスの両端が同時に拡張します。
• すべてのオクターブ波形が互いに中心に配置されているため、それらの合計は常に対称的な「キャッスル様」の形状を生成します。これは、すべてのオクターブが0度位相で合成される従来のディバイドダウン方式が生成する「階段状」の波形とは異なる音色を生成します。

6つのVCAにより、各オクターブのボリュームを操作できます。これは手動でもCV経由でも可能です。CVがVolume INにパッチされると、手動コントロールはアッテネーターになります。 さらに、Octaves VCOにはマルチミックス機能があります。つまり、各オクターブが次のオクターブにカスケード的に合成されます。1つの出力で全ての周波数をミックスさせるか、チェーンを分けて異なるサブミックスを得ることができます。