Post Gainから出力される信号のゲイン量を決定します。ゲイン量を上げていくと、Post Gainからのシグナルは電圧の天井に張り付くような感じにな(クリッピング)し、オーディオシグナルに対しては暖かい倍音付加からディストーションまで行うことができます。またラインレベルの音量のシグナルを、ユーロラックレベルのシグナルにまで上げることも可能です。
このノブは、PTGで生成されるトランジエント(エンベロープ)のアタックタイムとその強さを決めます。右一杯に回すとアタックは最も早く、左に回すとアタックがよりスローに、そしてトランジエントの大きさが小さくなり、バクトロールの特性を反映したものになります。
Step Response CVが入力されているときは、このノブはCVに対するアッテネータとして動作します。
Step ResponseをCVでコントロールするためのインプットです。
トランジエントのディケイの長さやその大きさを調整します。右に回すとディケイが長くなり、"OPEN"と書いたゾーンまで行くとゲートが開きっぱなしになります。左に回すとディケイが短くなり、同時に大きさも小さくなっていきます。
Damp CVが入力されているときは、このノブはCVに対するアッテネータとして動作しますが、逆方向へのアッテネータとなります(Damp CV上昇がDampノブを左に回すのと同じになります)。
DampをCVでコントロールするためのインプットです。
Damp CV Inputへのコントロール電圧が0-10Vのプラスの電圧を想定している場合は左、プラスマイナス両方を想定している場合は右にしますが、好みに合わせて変えることも可能です。
"ON"モードと"Gate"モードを切り替えます。
Step Response CV Inputへのコントロール電圧が0-10Vのプラスの電圧を想定している場合は左、プラスマイナス両方を想定している場合は右にしますが、好みに合わせて変えることも可能です。
Gainノブにしたがってアンプリファイした信号を出力します。
VCA Inputに入力がある場合、PTGのトランジエント(エンベロープ)が内蔵のVCAのCVインプットに入力されるようになり、エンベロープでコントロールされるVCAの機能を果たします。
オーディオシグナルを入力することはもちろん、LFOなどのモジュレーション用CVを入力し、STEP RESPONSEやDAMPをコントロールしてさらにCVを変調する目的にも使えます。
PTGの出力です。VCA Inに入力されていないときはPTGで生成したトランジエントシグナルが、VCA Inにシグナルが入力されているときは、そのシグナルをPTGのトランジエントでモジュレーションしたシグナルが出力されます。
Signal Outputの出力を反転した信号を出力します。